ちょっと冷え込みが厳しくなってきた美浦トレセン。気が付けばもう11月だからね。月日が経つのは本当に早い。この間まで3歳馬同士で戦っていた牝馬たちも、上の世代と力比べをする時期がやってきたんだから。
その3歳馬キストゥヘヴンは桜花賞当時から続けていた火曜追いからパターンを変えて、今日、坂路での追い切り。馬体のハリは特に目立たなかったけれど、パターンを変えてきたことがいい方に出れば…というところかな。
もう1頭の3歳馬、アサヒライジングは併せ馬でいい動きを見せた。好感触だったね。自分のペースでレースを運べる自在性を持った馬だけに、この状態だったら古馬相手にも可能性はあると思うよ。
古馬ではウイングレット。これも良かったね。ただ、今回は特に強力なメンバーが揃ったから、体調の良さをフルに活かすことが求められるだろう。
今日はもう1点。なぜ? と思ったのがハロースピードの乗り替わり。陣営にとってはファンタジーSの敗戦がその理由なのだろうが、僕はあのレースで隼人の騎乗は利にかなっていたと思う。この馬の将来を考えると、抑える競馬を覚えさせる事でむしろプラスになったレースだったはずだ。前にも話したように、馬の可能性はレースの仕方を数多く経験することで広がっていくから。
もちろん勝負の世界だから、結果は真摯に受け止めなければいけない。だが、目先の勝負にこだわりすぎても結果が出ないというのも真実だ。馬の将来ということもそうだが、騎手としてもそう。若い芽を育てようと思うならば、やっぱりここ一番で信頼して乗せてほしい。
誰に乗り替わるかとかではなくて、これまでハロースピードと戦ってきた隼人で勝負してほしかった。この人馬が一緒に成長してきた姿を間近で見てきただけに、心からそう思っている。



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