エリザベス女王杯のメンバーを見て、どの馬が逃げるのかと悩む人は多いんじゃないかな。確かにそうなんだ。1枠に入ったアサヒライジングも、最近は逃げるレースをしていないし、今回あえてする必要もないだろう。その他の馬も同様で、絶対的な逃げ馬の不在っていうのがこのレース。
そこでポイントになるのが決め手の差。逃げ馬がいないことでスローペースになることもあれば、乗り役の出方次第で逆にハイペースになる可能性もある。どちらにしても絶対的な決め手があれば対応できるということ。
オークス、秋華賞の2冠馬カワカミプリンセスはまさにこのタイプ。どの位置からでもレースの流れに乗れる自在性を持っているし、これまでのレースを見ても決め手では古馬にひけをとらないはず。無敗の6連勝を期待してもいいんじゃないか。
古馬ではスイープトウショウ。元祖・決め手といえばこの馬で、牡馬をもなで斬りにする脅威の末脚は誰もが知るところだ。ただ、ひっかかるのが天皇賞での大幅体重減。あそこから中1週でどこまで戻せているか…。そこがネックだろう。
もう1頭、忘れてはいけない実力派がディアデラノビア。4戦連続3着と勝ちきれないレースが続いているが、この馬も決め手を持っている。
あと、メールをくれた高木さんが注目しているソリッドプラチナムだけど、この強力メンバーではマーメイドSのような競馬は難しいかもしれないな。でもこのステイゴールド産駒、確かに力をつけているよ。
調教の動きが良かったアサヒライジングにも注目している。この馬、ジリ脚傾向なうえに、鞍上のヨシトミがペース判断の上手な男。この人馬に合わせて動けばまず間違いがないから、相手にとっては格好の目標になるんだ。それだけに惜しいレースが多いけれど、今回は混戦だけにチャンスは十分あるだろう。
3歳馬、古馬ともにかなりの強豪メンバーが揃いながら、展開面で不確定要素の多い今年の女王杯。いつもよりドキドキしながらスタートを待つことになりそうだね。



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