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坂井千明・プロフィール

坂井千明
元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ケイバdeブレイク・BSフジなど)を始め新聞・雑誌で幅広く活躍中。また、乗馬学校、JRAイベントなどでの実地の騎乗指導にも力を入れている。

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坂井千明のコースの達人
元馬場委員長としてJRA全競馬場の改修に携わり培った知識が凝縮したコース本の決定版です。

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« レース回顧・女ではなく、男の戦いに… | メイン | レース展望・戦国模様のハンデ戦を制するのは? »

今朝、追い切りで目が行ったのはアルゼンチン共和国杯に出走予定のトウショウナイト。実はこの馬、2歳時に跨ったことがあるんだ。芙蓉Sというレースで4着だったんだけれど、その時はちょっとデリケートな馬だなっていう印象だった。馬群がバラけると集中力を切らしたり、少しでも嫌なことがあると走る気をなくしたり…。

でも、いまはだいぶ精神面で大人になった。不利がありながら3着に踏ん張った前走もそれを感じさせたし、調教でもフラつくことなく真っ直ぐ走っているのもいい。ちょっとほめすぎかもしれないけれど、やっぱり自分が乗ったことがある馬の成長は嬉しいもんだね。

ブシ(武士沢騎手)に話を聞いても、手応えを感じている様子だった。「怖いのは軽量馬の斬れるタイプに出し抜けを食らうことですね」なんていっていたけれど、その言葉の裏に「力の勝負ならひけをとらない」という自信を感じたんだ。メンバー的にも今回は人気になるだろうけれど、恥ずかしい競馬はしないんじゃないかな。


ファンタジーSを目指す2歳牝馬組では、注目しているハロースピードに乗る隼人(吉田隼人騎手)に調教の感触を聞いた。「レースに向けてテンションが上がっていますね」ということだから、臨戦態勢に近づきつつあるんだろう。

僕はこの馬の潜在能力、特にそのスピードを評価しているんだけれど、来春を見据えるのならばスピード一辺倒ではないレースの仕方を覚えていく必要があるとも思っている。それは息の入れ方など、鞍上が教育するべきところ。そのためにも今回はこれまでと違う競馬を試すのもいいかもしれない。

自分が教えた馬の成長、そしてこれからの馬がどう成長していくか…。GIの谷間だけれど、個人的には楽しみが一杯の週末なんだよね。

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