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坂井千明・プロフィール

坂井千明
元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ウハウハ競馬・テレビ埼玉など)を始め新聞・雑誌で幅広く活躍中。また、乗馬学校、JRAイベントなどでの実地の騎乗指導にも力を入れている。

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坂井千明のコースの達人
元馬場委員長としてJRA全競馬場の改修に携わり培った知識が凝縮したコース本の決定版です。


ファイナルチーム
坂井千明・伊藤友康を筆頭とした最高の人材が、「真の関係者情報」を公開します。

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今日は学校(プロスパー・ホースマン・アカデミー)で生徒に教えていたんだけれど、ついつい熱が入りすぎて帰りが遅くなってしまった。さすがにちょっと疲れたね。


今朝はまず共同通信杯に出走する馬の調教に注目した。フライングアップルは藤沢流の軽め。動きはまずまずといったところ。ここまでは善戦タイプの印象なだけに、今回は陣営も期するところがあるんじゃないかな。

新馬戦で素質を感じさせる勝ち方をしたマンハッタンバー。僕も期待している馬なんだけれど、聞いたところによると明日ジョッキーが乗った感触次第で出否を決めるようだ。とすると、出てくるようだったらある程度の状態にあると考えてもいいかもしれない。


シルクロードS組は、登録頭数33頭とひしめいているだけに出走できるかどうかは微妙だがカフェボストニアンの具合がいい。ハンデは54キロ。状態の良さが生かせる斤量だけに、関係者もなんとか出てもらいたいところだろう。

これも除外対象のアイルラヴァゲインは、カフェボストニアンよりさらに順位が下。それでも順調だよ。56キロのハンデも恵量だろうし、前走のように早めに仕掛けて長くいい脚を使うことができればチャンスがある。関東ひいきとしては、この馬も出てもらいたいところなんだけれどな…。

金曜日までにはどちらのレースもメンバーがハッキリとしている。それを待って、また報告させてもらおう。

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関東馬で最先着はヒカルウイッシュ。う~ん、関東陣営にとって根岸Sは残念なレースだったね。

それでも勝ったビッググラスの乗り役は関東の村田一誠。これが重賞初勝利か。おめでとう!

ビッグはペースを味方につけて強い競馬をしたね。トウショウギアが逃げたレースは乱ペースといっていいものだった。それを馬なりのまま追走して、最後はいい脚を使って伸びてきたんだから、それまで先行してジリジリ伸びていたこの馬にとっては新たな一面が見えたといえる。

そのペースのなかを先行して2着に粘ったシーキングザベスト。負けたとはいえ能力を感じさせる内容だった。ただ、ゲートを出てから少し馬が怒っていたね。その後折り合いはついたけど、もう少しスローだったらもっと行きたがったかもしれない。そう考えると、乱ペースが災いしたとは一概にいえないと思う。

3着のニホンピロサートは道中の位置取りを考えると、もっと伸びていいかなという印象。3コーナーできゅうくつそうに走っていたから左回りがよくないのかとも思ったけれど、もしかしたら以前よりズブくなっているのかもしれない。

先行して、そのままなし崩し的に脚を使わされたのが4着のリミットレスビッド。でも、勝ちに行って前を追いかけたのだから仕方がない。むしろ勝負の姿勢を評価したいね。

上り馬のボードスウィーパーはニホンピロサート同様、もう少し伸びてもいいような位置取りだった。一瞬はスッと抜けるかとも思ったけど案外だったね。


この根岸S、同じ日に行われた京都牝馬S、さらに土曜の東京新聞杯と、勝ったのはすべて関西馬。これで4勝7敗、1月は関西勢の勝ち越しだけれど、まだまだ今年の競馬ははじまったばかり。頑張っていこう、関東馬!

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前回書いたように、今週は関東馬に奮起してもらいたいと思っている。特に日曜日の根岸Sは、シーキングザベストリミットレスビッドの2頭を中心に、関西馬有利という前評判だからね。

その根岸Sに出走を予定している関東馬は5頭。そのなかで今回は3頭に注目してみた。

まずは手塚厩舎の、ヒシハイグレード。前走石清水S(1着)からの連闘になるけれど、動きもよく状態は悪くなさそう。手塚厩舎は先週東西のメインを勝って勢いにのっているだけに、土曜日の、ブラックバースピン(東京新聞杯)ともどもあなどれない。

栗田厩舎の、ヒカルウイッシュも具合がよさそうだ。動きからは状態のよさが伝わってくる。前走(霜月S)負けている、ボードスウィーパーは強敵だけれど、なんとか一矢報いたいところだね。

最後は清水美厩舎の、タイキエニグマ。この馬も平安S(4着)からの連闘。そのときは体つきが重いように感じられたんだけれど、今回はスッキリしている。見たところコズミもないようだし、順調に連闘に向かっているという感じだね。ハマったときはいい脚を使えるからおもしろい存在になりそう。

この3頭は調子という面では陣営としても満足のできるデキなんじゃないかな。あとは能力面でどうか。状態のよさを生かして頑張ってほしい。


今週は関東でもうひとつ重賞(東京新聞杯)がある。こちらは、エアシェイディキストゥヘヴンと有力どころが関東馬だ。前者は順調だし、後者は桜花賞以来のマイル戦でいいところが出ればおもしろそう。

本来競馬に東も西もないもんだとは思うけれど、他のスポーツみたいに「ひいき」を作るとおもしろさが増してくる。レースでもそういう見方をすると、また楽しいかもしれないよ。

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最近、カメラの腕が上がったといわれることがある。自分でもちょっとそう思うところはあるが、それは実はあるひとりの騎手のおかげなんだ。

それは後藤。彼はもともとカメラが好きらしく、不慣れな僕にいろいろと教えてくれる。光の角度はこっちからがいいとか、細かいデジカメの操作とか。駄目出しされることもあるけれど、おかげで上達してきたように思う。ありがとう、後藤! これからもよろしく頼むよ。


さて、今週は根岸Sが行われる。トレセンのスタンドで話を聞いていると、ジョイフルハートが回避というニュースが。前走13着惨敗も、59キロから57キロという斤量面の恩恵があり有力視されていただけに残念。

そうすると展開的にシーキングザベストリミットレスビッドの2頭が中心になってきそうだ。シーキングは1400mが最適の条件だし、リミットレスビッドはスタートが改善されて、成績が安定してきた。特に前走はいいタイミングでゲートを出ることができていたね。短距離戦で出遅れは致命的だけに、その不安が解消されてきたのはポイント高い。

そうそう、斤量の恩恵といえば、京都牝馬Sのディアデラノビアも前走56キロから2キロ減の54キロで出走できるというのは大きい。特に牝馬は繊細なだけに、斤量の増減には過敏に反応する。だから今回の斤量減はかなりのアドバンテージになるんじゃないかな。


今年は8戦あった重賞のうち、ここまで関東馬は4勝。西高東低をなんとかしたい僕にとってはなかなかの成績だと思うが、今週は分が悪そうな状況。それでもおもしろい存在はいる。そのあたりも含めて、金曜日に詳しく報告させてもらおう。

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インティライミの逃げではじまったAJCC。結果的にオーバーペースになってしまったが、この逃げにはふた通りの見方がある。ひとつは文字通りの「折り合いを欠いて暴走気味に逃げた」というもの。もうひとつの見方は、「こんどこそ復調のきざしが見えた」だ。

確かに力んで走っていたが、そのいきっぷりは全盛時にだいぶ戻っていたという印象。もちろん前走よりもそのきざしは強かった。

ただし、それが今回は逆手に出てしまった。つまり、走る気になったからこそ、力みすぎて暴走気味になったということ。最初にあげたふたつの見方は、実はつながっているんだ。

僕は前回、インティライミがペースのカギを握ると書いたけれど、結果的にその通りになった。上位に入線した馬のほとんどがその恩恵を受けたといえるんじゃないかな。

勝ったマツリダゴッホもハイペースを利した1頭。もちろん、キチッとペースを読み切って、道中もこの馬のリズムを乱さずに乗ったノリの手腕あってこそだが、5馬身差は能力の差だけではなく、ペースを味方につけた結果だと思う。

2着のインテレットは出遅れたが良く追い込んだ。でも鞍上にしてみれば「あれがなければ…」と悔しくなるようなレースだったかもしれない。3着のシルクネクサスはマツリダをマークしていたのが功を奏した形で、これもペースを味方につけた。

ダービー以来だったジャリスコライトはゆったりと走っていて精神面で成長がうかがえた。先行して5着に粘った内容も休み明けにしては評価できるんじゃないかな。これからさらなる良化が見込めると思う。

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シベリアンホークシャーベットトーンと先行タイプが出走を回避。AJCCは最終的に10頭立てになった。それだけに、前に行くインティライミの存在が重要になってくる。

他に行きそうな馬がいないというだけでなく、ダービー2着、京都新聞杯を勝っているメンバーで一番の実績馬。それだけにこの馬がどう動くかがペースを左右すると思っている。

そのインティライミの調教は時計が遅かったと騒がれている。でも、僕の目には動き自体は悪く見えなかったんだ。首の使い方もそう。それより気になるのは前走の負け方。メンバーが落ちているのにも関わらず、勝ちきれなかったあの内容はあまり評価できないね。


今回は長期休養明けの馬が多い。そのなかでフサイチアウステルは調教の様子を見て「立ち直ってきたな」という印象を受けた。同じく去年の函館記念以来となるエアセレソンも要注意だと思う。この2頭は重賞級の力を持っているだけに、一発あってもおかしくないんじゃないかな。もう1頭の休み明け、ジャリスコライトはこの先にもっと良くなりそう。

逆に順調に使われてきた組では、隼人が乗るチェストウイング。前走はちょっと長すぎたかな。本来はこれくらいの距離が合っているように思う。1600万下を2着、1着と好走してここに挑むマツリダゴッホは昨年からの勢いもそうだが、なにより課題だった折り合い面に進展が見られるのに好感が持てる。このメンバーなら安定勢力といった感じ。

実力が伯仲しているだけにペース次第で結果が大きく変わってきそうだ。ある騎手は「できるだけ早めに仕掛けたい」といっていたけれど、もちろん逆の作戦でいく騎手もいるだろう。その騎手心理をどう読むか。これがポイントになると思うよ。

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美浦は10時くらいから雨が降っている。それに、少しもやがかかっていたんだ。昨日と今日で温度差があるからそうなるんだろうけれど、ちょっと薄曇ったなかで調教が行われていた。僕らには見慣れた風景だけれど、もし知らない人が見たら幻想的な感じに映るかもしれないね。でも、馬の写真は撮れなかったんだ。まさかフラッシュをたくわけにはいかないからね。


今日はカツハルと少し話したんだ。AJCCでは関西馬・ラッキーブレイクに乗るんだけれど、この馬はこれまでダートで結果を残してきた馬。それだけに今回は試金石になるだろうねって。

僕はこの馬は弱いところがあったからあえてダートを使っていたんじゃないかと思っている。だから今回は芝に慣らすことも目的のひとつなのかもしれない。そう考えたとき、馬へのあたりが柔らかでいながら、力強さもあるカツハルはまさに最適なジョッキーなんだよね。そのあたりは音無調教師もよく見ている。さすが元乗り役だけあるね。


追い切りは、マツリダゴッホチェストウイングジャリスコライトに注目した。今回はすべて助手が騎乗。マツリダ、チェストは動きもいいし、まさしく順調といった感じ。冬場は馬体が絞りにくくて体が作りにくいけれど、使ってきているこの2頭はいい感じで仕上がってきているんじゃないかな。

ジャリスコライトはちょっとフックラ見えた。久々だけに馬が成長したのかなという印象だ。追い切りは軽めで、ちょっと物足りないような感じもしたけれど、そこはこの厩舎の調整法だからね。

ジャリスコもそうだけれど、今回のAJCCは実績馬に長く休んでいた馬が多い。それらと順調に使っている上がり馬的存在の比較がレースのポイントだと思っている。そんなレースのカギを握る馬がいるんだけれど…詳しくはまた金曜日にお話しするとしよう。

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今日は馬券ブレイクの取材で、「ダイワ」の冠名でお馴染みの大城敬三オーナーにお会いしてきた。オーナーは今年83歳になるというのに元気な方で、毎週のゴルフはかかせないという。僕もゴルフは嫌いじゃないから聞けば、なんと230ヤードも飛ばすんだって。これには驚いたよ。他にもメジャーやスカーレットの裏話などいろいろ興味深い話をうかがうことができた。詳しくは2月13日発売のブレイクに掲載されるから、ぜひ読んでほしいな。


そんなオーナーも「彼は見込みがある」とおっしゃっていたのが京成杯を勝ったマサミ。サンツェッペリンを思い切った騎乗で勝利に導いたレース振りは、まさに彼の真骨頂なんじゃないかな。

逃げようと決めていたに違いない。ゲートの出方からして、「いくぞ」という感じだった。その判断で勝負ありという感じだが、道中のペース配分も絶妙で、追い出しのタイミングも良かった。いい脚を長く使うタイプのこの馬の適性を十分に発揮した好騎乗だったと思う。

マサミが所属していた前田厩舎の調教助手だったのが、サンツェッペリンを管理する斎藤誠調教師。亡くなった前田先生とつながりのある馬で勝てたということで、彼も嬉しさは格別だったと思う。それがゴール後のガッツポーズにあらわれていたのかもしれないね。

もちろん、ケガから復帰していきなりの大舞台で勝てたということもあっただろう。それにしても、そんな状況であれだけ思い切った競馬ができるのは彼らしいというか、今の若い騎手みんなに通じる大胆さというか…感心したね。

2着のメイショウレガーロはスタートで後手を踏んで、道中はスローペース特有のごちゃついた馬群でスムーズさを欠いた。直線ではいい脚を使って追い込んでいただけに、そこが残念だった。ただ、勝ち馬との能力差はさほどないんじゃないかと思っているんだ。今回は流れの差、サンツェッペリンを楽に逃がしたのが敗因だろう。


先々週はシンザン記念、先週は京成杯と3歳重賞が続いたけど、レベル的にはシンザン記念のほうが上だったんじゃないかな。アドマイヤオーラダイワスカーレットの2頭はクラシックにより近い存在だと思う。ただ、まだまだ埋もれた素質馬はいるんだ。機会があればそんな馬を報告したいと思っているよ。

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早いもので、僕がこのブログを始めて3ヵ月ほど経った。結構多くの人が見てくれているようで、トレセンでも「千明さん、ブログ見ていますよ。頑張ってくださいね」なんて声をかけてくれる人がいる。そんなふうに現場の人からも注目されているというのは嬉しいし、やりがいになるね。


さて、今週の京成杯だけれど、元美浦の乗り役として嬉しいことに、関東馬で人気になりそうな馬が多い。メイショウレガーロピサノデイラニサンツェッペリン…

そのなかでも特に人気を集めそうなのはメイショウかな。水曜日にも話したけれど、先頭に立つと気を抜く癖は解消されたようだ。それに体もできているし、調教の動きも素晴らしいから、人気もうなずける。ただ心配なのは久々の割に体ができすぎているところ。ひょっとすると前走よりも馬体が細くなっているかもしれない。450キロ程度のあまり大きくない馬だから、そのあたりは注意したいね。

ピサノはいかにもパワー型という見た目。父がケンタッキーダービー馬のフサイチペガサスという血統、2連勝の内容を見ても、ダートの適性は高いことがわかる。あとは芝でどうかだけ。陣営にしてもそこは掴みきれていないところだろうけれど、力のいる馬場になればこの馬のパワーが生きることは確かだろうね。

上原厩舎のダイレクトキャッチは新馬戦の内容は良かったけれど、前走は「あれっ」という感じ。ここは試金石だろう。穴っぽいところではアロマンシェスが調教の動きも良くいい状態だ。前走は2回も不利があった敗戦だけに見限れない。ちなみにこの馬を担当する菅野君は僕が現役時代に最も信頼していた助手のひとり。今回は手薄なメンバーだし、彼も含めた陣営みんなが満足できる結果が出るといいなと思っている。

有力馬の一角、サンツェッペリンに乗るのは昨年末のケガから復帰したマサミ。思ったより早い復帰になったことはなにより嬉しいね。馬も前走はハイペースを先行して2着に粘った「負けて強し」の内容。なかなかいい馬とのコンビになった。

今回は力が拮抗した馬が揃って、混戦模様。こういうレースは手に汗握る接戦になりやすい。結構見ておもしろいレースになるんじゃないかな。

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正月の変則開催スケジュールで、今週は火曜日が全休日。だから全休日明けの今日は追い切りを控える陣営が多かった。それだけに、いつもの水曜日の慌ただしい雰囲気ではなく、どちらかというとのんびりした感じだったんだ。

そんなふうだから、関係者と話してもみんな穏やかな顔をしていたように思う。シャドウゲイトで中山金杯を勝ったカツハルもそう。彼は次の日のガーネットSも含めて2日連続の重賞制覇になったんだけれど、「これで終わるなよ」なんて厳しいジョークにも「そういうときもあるからね~」って余裕の回答をしてくれた(笑)。

シャドウゲイトを管理する加藤調教師とも話をする機会があったんだけれど、勝って兜の緒を締めるという感じだったな。より良くするために調教の仕方も工夫していこうと考えているらしい。素質馬を多く預かっているだけに、もっと上を目指そうという気持ちが強いんだろうね。


そうそう、今週の京成杯に出走する陣営にも話を聞いたんだ。本間厩舎のアロマンシェスと小島太厩舎のメイショウレガーロ

アロマンシェスは地方からの転厩馬なんだけれど、こっちに来た当時は口向きが悪くて一本調子なところがあったんだって。それが最近は解消されてきたらしいんだ。前走の朝日杯は2回も不利があっての敗戦だし、京王杯では3着に好走した馬。今回は手薄なメンバーだけに陣営も色気を持っているみたいだったよ。

メイショウレガーロは今回人気を集めそうな1頭。聞けばこの馬、先頭に立つと気を抜いちゃう癖があったらしい。そのサボり癖が前走デットーリの騎乗で良くなってきたということなんだ。これはレースに向けて好材料だろう。話をした調教厩務員も「状態もいいし、なんとかしたいですね」っていってたから、今回はスムーズなレースができるかもしれないね。

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前走57キロから53キロという斤量減は、馬にとってはかなり楽になるもの。メンバーは大幅に強化されたものの、中山金杯に格上挑戦してきたシャドウゲイトはその斤量差も生かして前走の香取特別(1000万下)に続く7馬身差の圧勝劇を演じてみせた。

もともと確かな素質を感じさせていた馬だが、前走がいい転機になったんじゃないかな。そこではじめて騎乗したカツハルとの出会いもそうだし、控える競馬から脱却して3歳時のような積極的な競馬で結果を出したことも今回の勝利に繋がっている。

レースでは強敵相手にも思い切った競馬をしたカツハルの度胸が光った。この馬の力を信頼してのことだろうが、3コーナーで馬がいきたがったときに、押さえ込むのではなくそのままスッといかせた判断も正解だった。

2着、3着はこのシャドウゲイトに大きく離された。途中までは2着もあるかと思われたブラックタイドは勝ちにいって、自分から動いたぶんだけアサカディフィートに足下をすくわれた形。それでも後藤の積極的な姿勢は評価できると思う。


この中山金杯の他にも触れておきたいレースがある。シンザン記念だ。今年はダイワスカーレットアドマイヤオーラローレルゲレイロと例年にない高レベルなメンバーだった。

なかでもダイワスカーレット、アドマイヤオーラの2頭は抜けていたね。アドマイヤオーラはこれで3戦連続となる33秒台の上がり。これはこれからのクラシック戦線で大きな武器になるだろう。馬体もまだまだ子供っぽいだけに、今後の成長次第では世代トップクラスの馬にも成り得る。

ダイワの今回は自分の形ではなかった。アンカツもあえておさえこんで、先の桜花賞を見据えたようなレースを心掛けていたように思う。それだけに2着でも底知れないような感じを受けた。この馬も春の主役候補の1頭に違いないだろう。

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みなさん、明けましておめでとうございます。昨年はこのブログのスタートとなったわけですが、今年はよりおもしろい内容を目指してがんばっていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

競馬界の正月休みは元旦だけ。だから2日も3日も関係者は休みなく働いていたことになるんだ。正直しんどい世界だけれど、そうしてみんなが頑張っているからこそ、こうして年明け早々から競馬が楽しめるというわけ。感謝しなくてはなりません。


さて、今週の中山金杯。メンバーを見ると、それほど飛び抜けた存在はいないという印象。年始恒例のハンデ戦らしい混戦、激戦になってもおかしくない。

そのなかで思わず目がいくのは、ラストランの記憶も新しいディープインパクトの兄、ブラックタイド。ここまではジリジリと歯がゆい競馬が続いている。なかなか勝ちきれないタイプなんだよね。

でも、もし自分が乗ったなら…と想像すると、その勝ちきれなさ、ジリっぽさを逆に生かすような乗り方をしたい。

早め早めに動いて、一気にマクっていくような感じ。ゴール板を駆け抜けるまでに、少しもおつりを残さないようなレース。

この馬はたぶん、道中の手応えがあまりにも良すぎるんだろう。乗り手はそれにだまされて仕掛けどころをあやまって、結果脚を余してしまうことになる。ずっと同じ騎手が乗っていればまた違うんだろうけれど、この馬は結構頻繁に鞍上が変わっているからね。

この馬の他にも、ワンモアチャッターはヒケをとらない実力馬。あとはマヤノライジン、前走の内容が評価できるフォルテベリーニが絡んできて、一発を秘めたロジック、ハンデが軽くなってシャドウゲイトがどこまでやれるか。

昨年はノリの負傷という残念な出来事があったレース。今年は何ごともない、1年の始まりにふさわしいような競馬になってほしいと思っているんだ。


そうそう、次の更新だけれど、変則開催ということで9日の火曜日を予定しています。この中山金杯のレース結果を徹底分析するので、ぜひご期待ください。

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