雨の影響で時計が出やすい馬場になったフェブラリーS。レースのポイントは、半マイルあたり。ここで1~3番人気の馬がどう動いたかだ。
アンカツはおそらくここでこう思った。「このままじゃ前をとらえきれない」。そこでサンライズバッカスにゴーサインを出して、動きはじめたんだ。本来ならば、それでも届かない位置だったが、雨が味方するという判断もあったかもしれない。
幸はアンカツが仕掛けるのを見て、自分もいきたいと思ったはずだ。3~4コーナー。いかんせん、ブルーコンコルドは内にモタれてしまう。カーブで内にモタれると、動くに動けない。それはどんな騎手が乗ってもそうなんだ。結果的に、ブルーコンコルドはサンライズに遅れをとることになってしまう。
この2頭と同じような位置にいたのがユタカのシーキングザダイヤ。ただ、ユタカはここで仕掛けようとはしなかった。もちろん、それがベターということはわかっていたと思う。それでもユタカは我慢した。それは、「ここで動いても勝てない」からだ。つまり2~3着をよしとしない、より勝ちに行く競馬をしたということだ。
結果は、馬場状態の力も借りてサンライズバッカスが伸び、ブルーコンコルドは最後まで遅れを取り戻せず、シーキングザダイヤの末脚は不発に終わった。
それでも僕は、結果ではなく内容に目がいってしまう。ユタカの姿勢を評価したいんだ。勝ち味に遅い馬を「勝たせるため」にした決断。それがあの半マイルでの我慢だった。それは元乗り役として共感できるものだったんだよね。
この3頭以外に話を移そう。3着のビッググラスは積極的な競馬をして、あそこまで粘れるんだからたいしたもの。今後が楽しみな1頭だ。4着カフェオリンポスはずっと好調を維持していたことが生きたんだろう。5着フィールドルージュは自在性がなく、決まった形でしかレースができない弱みが出たかな。
最後に今日はお便りに答えたいと思う。関西のごっちゃんさんからマサミに関する応援メール。彼は負けず嫌いで頑張り屋。競馬に関してはすごく真面目だからこれからもっと伸びると思う。だから今後とも応援してやってください!



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