ここまで他馬にトップゴールを譲ったことのないカワカミプリンセスだが、今回ばかりは付け入る隙があるんじゃないかと思っている。
それは鞍上だ。幸四郎がこの馬に合わないとはいわない。むしろいいコンビになるとさえ思う。
でもこれが初戦だけに、カワカミがどれだけの脚を使えるか、そしてその脚がどれだけもつかはまだわかっていないはずなんだ。それは調教に乗るだけでは伝わってこない、レースじゃなきゃわからないことだからね。
昨秋の秋華賞、エリザベス女王杯のレースを見てわかるようにズブさを見せ始めてきたカワカミだけに、鞍上が仕掛けのタイミングを熟知していないことはマイナス材料。ここに最初にいった隙がある。
そこを突ける馬を、となれば、まずはディアデラノビアを挙げたい。鞍上はこの馬を手の内に入れている岩田。逃げ馬不在が予想されるなかで、マイペースでレースの流れに乗れる自在性は貴重。強気な騎乗がハマればいいところまでいける。
実績なら先の2頭を上回るスイープトウショウ。スムースにいけば牡馬にもひけをとらない破壊力を発揮する反面、ムラのある馬。特に東京競馬場は、本場馬入場でダートを横切るのが嫌らしく相性が悪い。それだけに返し馬が好不調のバロメーターだ。あまり大人しいのも問題だから、軽くなら悪さをするくらいがいいんじゃないかな。
この3頭に続くのはアドマイヤキッス。ここらでひと皮剥けるような感触がある。もう1頭、あまり人気はないだろうが注目しているのがシンジ(藤田騎手)が乗るデアリングハートだ。
美浦組で具合がいいと聞いているのはコイウタ。牝馬の管理に好感が持てる堀厩舎では、穴人気しそうなジョリーダンスよりも、福島牝馬Sで届かないはずの位置から差しきったスプリングドリューが面白そうだ。
最後に明日の京王杯スプリングカップ。有力候補とされているプリサイスマシーンだけれど、情報では絶好調時の迫力がないという。ちょっと気になるところだね。



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