GIで関東馬が連勝したのは、04年(阪神JF:ショウナンパントル、朝日杯FS:マイネルレコルト、有馬記念:ゼンノロブロイと3連勝)以来。今年はどちらも牝馬だったから、「もう一丁」がここであってもいい。実際、調子の良さではひけをとらないハロースピードでマサミ(松岡騎手)が連勝する可能性だってゼロじゃないはずだ。
と、そんなことも考えてしまう混戦模様。これを導いたものはダイワスカーレットの出走回避とハッキリしている。先行して強い競馬ができる桜花賞馬が出てこないということで、密かに野心を抱く陣営、騎手がどれだけ多いことか。
なかでも、もう一方の強者とされたベッラレイア。これで1番人気は確実。ライバルがいなくなったことで、自分のレースさえすれば、と乗り役もそう考えているだろう。だが、過信は禁物だ。秋山は達者なジョッキーだが、外に出す際にきれいにやろうとしすぎるときがある。この馬にとってはそこがポイントとなるだけに、多少泥臭くてもいいから、タイミングよく外に出してほしい。
同じくスカーレットが抜けたことで注目度が高まっているのがザレマ。忘れな草賞のレース内容はそれに値するものだと思う。2~3番手から抜け出して最後には2馬身差というレース振りはセンスの良さを感じさせた。2週連続で調教も良い。アドマイヤオーラ関連のいざこざで燃えているだろうユタカ(武豊騎手)の手綱にも期待だ。
関西馬では、勝ち味は遅いが堅実なローブデコルテも挙げておきたい。忘れちゃいけないのが、これまで戦ってきた相手。強いメンバー相手に善戦してきた実績がここで花開いてもおかしくない。
さて、3連勝を期待したい美浦勢だけれど、ミンティエアー、カタマチボタンは好感触。前者は実際に厩舎で見たんだけれど、落ち着いてゆったりとしていた。線が細い馬体も長距離向きだ。カタマチには鞍上のシンジ(藤田騎手)がアッと驚くような意外性のあるレースをしてきそうな予感がしているんだよね。
最後に、僕が取材に協力した『keiba02』という雑誌を紹介したい。巻頭には僕とユタカとの対談があり、マサミのグラビアなんていう他にはない企画もある。競馬好きの人にはぜひ見てもらいたい1冊だね。
※ 『keiba02』について興味がある方は、以下のURLをご参照ください。
http://www.keiba02.com/



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