過去にマーメイドSを勝った馬はエアグルーヴ、エリモエクセル、アドマイヤグルーヴなど、そうそうたるメンバー。なんと、ここ10年で5頭のGI馬がこのレースを制している。
GIIIにしておくにはもったいないようなレースだったのだが、別定戦からハンデ戦になった昨年から傾向が変わってきた。勝ったのはハンデ49キロ、3歳牝馬のソリッドプラチナム。重賞初挑戦でのタイトル奪取だった。
今年も似たような道を辿ってきた馬がいる。3歳牝馬のミスベロニカだ。ハンデは最軽量の48キロ。500万下を勝ったばかりで重賞初挑戦。となれば昨年の再来が期待されるけれど、どうだろうか。僕にはまだ力がつききっていないように見えるんだよね。たとえ斤量が軽いといっても、厳しいと思う。
ハンデ戦というのは斤量だけに目がとらわれがちだけれど、ポイントは他にもある。そういうところに気が付けば、視野がグッと広がるんだ。
今回でいえば、それは「器用さ」だと思う。阪神の内回りで行われるだけに、いかに上手く立ち回れるかがポイントになってくる。
そういう視点だと、シェルズレイ、ディアチャンスの名前が挙げられる。器用な脚が使えて、かつそれを生かせる先行タイプというのがいい。小回りの中京コースで実績を残している点もポイント高いね。
後はGIの壁にぶちあたったコスモマーベラス。このメンバーならガラッと変わってもおかしくない。追い込み勢ではサンレイジャスパー、スプリングドリュー、ソリッドプラチナム。前走は後方待機型に厳しい流れだっただけに、着順は気にしすぎないほうがいい。ハマれば切れ味鋭い末脚を使えるのだから、軽視は禁物だ。
最後にメッセージにお答えしたい。『よういち』さん、残念ながら調教師になる気はないんだ。気兼ねなく言いたいことが言える、今の立場が楽しくてね。『上吉原』さん、セイカモリオカ、懐かしいなァ、もちろん覚えているよ。シンジ(藤田騎手)のことは僕も評価しているんだ。『白井ヴィンセント』さん、確かにウオッカの斤量は有利だと思う。ただ、どうしてもレース後の消耗が心配になってしまうんだ。歴史的な馬だけに、ね。
読んでくださる方、メッセージをくださる方、本当にありがとうございます。いつも励みになっていますので、今後ともよろしくお願いします。



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