福島の馬場は荒れ模様。そういえば、あの時も馬場が悪かったな……と思い出すのは、リーゼンシュラークで勝った92年の七夕賞(9番人気・斤量54キロ)。
内枠(1枠1番)だったんだけれど、馬場のいい外を回って、2番手から抜け出す。ゴール前はもうギリギリ、カツハル(田中勝騎手)が乗るカミノスオードをアタマ差だけ退けたんだ。終わってみれば4着までがアタマ、ハナ、アタマという大接戦だった。
この年と同じように、今回もかなりの混戦模様。どの馬が勝ってもおかしくないほど、といってもいい過ぎじゃないと思う。
アドマイヤモナーク、ヴィータローザの堅実性というのは僕も評価しているんだけれど、どうもワンパンチ足りない印象が拭えない。特にヴィータの57キロという斤量は、他馬との比較という面で少しかわいそうな気もするんだよね。
同じく実績上位のサンバレンティンも57キロ。それならば、と目を向けたユメノシルシだが、前走時と比べるとどうも追い切りの動きが硬く見えた。欲をいえば、もう少し乗り手の指示にスッと反応してほしいんだ。
ただ、これまでとはひと味違うレース振りを見せた前走の内容は評価できる。同じような脚が使えれば、チャンスは少なくないと思う。
長期休養明けで、状態面に注意のアップドラフト。特に大型馬だけに大幅なプラス体重は避けたいところけれど、この馬には高い素質を感じるんだ。追い切りでは最後までしっかりとした足取りで駆け抜けていて、好感が持てた。今後の活躍に期待するという意味でも注目したい1頭だね。
さらに名前を挙げるならフォルテベリーニ、それに軽ハンデ馬の前残りという線でニホンピロキース。リーゼンシュラークのようなイメージで、というのはできすぎかな(笑)。



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