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坂井千明・プロフィール

坂井千明
元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ケイバdeブレイク・BSフジなど)を始め新聞・雑誌で幅広く活躍中。また、乗馬学校、JRAイベントなどでの実地の騎乗指導にも力を入れている。

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坂井千明のコースの達人
元馬場委員長としてJRA全競馬場の改修に携わり培った知識が凝縮したコース本の決定版です。

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« 「折り合い」を考える | メイン | スズカに感じた「重み」 »

スプリンターズSにあわせて、今日は久々の調教公開。「場を盛り上げてほしいから」っていわれて、僕も参加させてもらった。30人くらいの方が来てくれていたけれど、楽しんでもらえたかなぁ。

そのスプリンターズSは、どの馬が一番人気になるのか読むのも難しいという、そんな混戦模様だけに、追い切りをチェックするのがいつも以上に重要になる。それだけに力が入ったね。

まず「オッ」と思ったのは坂路で追い切ったクーヴェルチュール。トータルで48秒台というのだから、かなり良い時計だ。見た目も「ずいぶんハードにやっているな」という印象だった。この馬は以前から注目していたんだけれど、ここ最近の充実振りには目を見張るね。

動きの良さが目立ったのがプリサイスマシーン。跨ったマサミ(松岡騎手)も「高松宮記念の時よりもいいです」なんていっていた。この好調がキープできれば面白いんじゃないかな。体が硬い馬だけに、この3日間で状態が変わらなければという条件は付くけれど。

この馬ではなく、マサミがレースで乗るのはアイルラヴァゲインの方。こちらも順調だ。終い重点の追い切りだったんだけれど、気持ちよさそうに脚を伸ばしていてね。ラスト1ハロン12秒5という時計面はもちろん、動きが際立っていた。


さて、今日は最後に質問にお答えしようと思う。馬場についてメールをくれた『ゆうき』さん。日本と欧米の馬場の違いについてだよね。それは、手入れの仕方が一番大きいと思う。

向こうは1、2回使うと、もうボコボコ。手入れして何度も使うという発想ではなくて、基本はすぐに違う馬場に切り替えるというやり方なんだよね。

反面、日本は同じ馬場を長く使うという考え方。だから手入れの技術が向上するんだ。

日本の馬場は外国人ジョッキーの評価も高くて、ペリエやデザーモもほめているくらい。個人的には世界一素晴らしい馬場だと、そう思っているよ。

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