月曜日まで競馬があった関係で、トレセンは火曜日が全休日に。全休日明けは強い調教を控える厩舎が多いから、GI週といっても、今日は追い切りをしている陣営が少なかったね。
そんな状況だったけれど、追い切り馬がいなかった訳じゃない。秋華賞組では4頭かな。そのなかで僕が注目したのは、アルコセニョーラとハロースピードの2頭。
アルコセニョーラは紫苑Sが先行して粘り込む味のあるレースだった。まさしく上がり馬という戦績だし、穴候補の1頭に考えている人も多いかもしれない。
追い切りはしまいを伸ばす感じで、動きはまずまず。好調キープという感じじゃないかな。ただ、この馬、調教はあまり良く見えないタイプなんだよね。走りがこぢんまりとしているというか。それだけに状態面が分かりにくいから、パドックや返し馬は注意して見てほしい。
アルコとは対照的に、近走は思うような結果を残せてないハロースピードだけれど、今日の追い切りの動きは悪くなかった。跨った助手に聞いたら、「この間はちょっと苦しがるようなところがあったんですが、今回はそれがなかったんです」だって。前走よりも調子が上がっていることは間違いないだろうね。
本番でそのハロースピードに乗るのがマサミ(松岡騎手)。今朝も会ったから、毎日王冠の話をしたんだ。
色々と話したなかでも印象に残ったのは、「手綱を通して、チョウサンがこれまで大事に乗られてきたんだな、って事が伝わってきました」という言葉。
そういうのって、乗っている方にしてみればすぐにピンとくるもの。ずっと乗っていたノリ(横山典騎手)、それに厩舎スタッフは、チョウサンを本当に大事に扱ってきたんだろう。今回の勝利は、その延長線上だったといえるんじゃないかな。
色んな人が関わって、1頭の馬を作り上げる。そういう事なんだよね。
それに、重賞を勝ってそういう話ができるっていうマサミも、いい事をいうようになったな、って思う。ここだけの話、聞いていてちょっと嬉しかった。



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