今日はマサミ(松岡騎手)や隼人(吉田隼騎手)と東京まで出てきた。彼らを腕利きの整体師さんに見てもらうためだ。
その人、小波津(こはつ)さんというんだけど、かなりの名人で、無痛療法というか、指一本で神経を動かすような治療をするんだよね。ちょうど『北斗の拳』のケンシロウみたいな感じかな(笑)。
終わった後は、ふたりして元気に遊びに行ったよ。「千明さんも行きますか?」なんて誘いもしないんだよ。まったくゲンキンだよね(笑)。
さて、天皇賞を振り返りたいが、メールでエイシンデピュティが降着になったことについての質問が何件かあり、今回はそれについて書いていきたいと思う。
原因は、最後の直線で五十嵐君が乗ったコスモバルクが外側にヨレたことだよね。エイシンデピュティはそれに驚いて、さらにヨレてしまった。結果的にはダイワメジャー、アドマイヤムーンをはじめとした4頭の走行を妨害してしまうことになった。
もともとの原因はコスモバルクでありながら、柴山の方がより重い制裁を受けたのは、馬の反応があまりに過敏だったということからだと思う。そこを御すべきだった、ということだよね。こういう制裁はしばしばあるので、特に珍しいことではない。
僕も似たような経験があった。その時は「向こうが悪いのに」と思って抗議したものだ。心中は納得のいかない思いも、悔しい気持ちもあると思うが、柴山は言い訳をしていないよね。そこは彼らしいな、と思う。
ただ疑問に思うのは、五十嵐君が「追い出すとヨレる馬なんです」とコメントしたこと。これまで何回も騎乗している騎手がいうべきセリフではないと思う。同じミスを繰り返している、ということを自分で認めているようなものだからね。
GIで、しかも3強対決ということで、久々に盛り上がりを見せた天皇賞だった。実際に売り上げもアップしているらしいしね。
さらに勝ったメイショウサムソンは石橋からユタカ(武豊騎手)へのバトンタッチ、凱旋門賞回避の無念、そして天皇賞春秋制覇とドラマが満載だった。
そんなレースであったのにもかかわらず、どこか後味が悪いというのは、やっぱり残念だよね。見た人の胸に、チクリと刺さるトゲのようなものを残したのが、今年の天皇賞だったんじゃないかな。



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