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坂井千明・プロフィール

坂井千明
元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ケイバdeブレイク・BSフジなど)を始め新聞・雑誌で幅広く活躍中。また、乗馬学校、JRAイベントなどでの実地の騎乗指導にも力を入れている。

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坂井千明のコースの達人
元馬場委員長としてJRA全競馬場の改修に携わり培った知識が凝縮したコース本の決定版です。

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2007年11月 7日

今日はいつもと趣向を変えて、馬体について書いていきたいと思う。

ひとことに馬体といっても、多くの部位があるだけに、すべては語りきれない。そこで今回はパドックで注目すべき点として、6箇所に分けて説明することにする。馬の写真に番号をつけて掲載するので、それと符号させていきながら見てもらいたい。

1.肩 人間の感覚だと分かりずらいけど、馬の肩はこの部分。よくいわれるのが、傾斜がゆるやかで長い馬が長距離に向いているということ。こういうタイプには、歩幅が大きい馬が多いね。

2.胸前 これは前から見た方が分かりやすいんだよね。一般的には、胸前が広い馬は心臓が発達しているとされている。ここにモリッと筋肉がついていればなおいいね。ただし、あまりに硬く立派な筋肉だと、短距離タイプの可能性がある。

3.ひ腹 ちょっとくぼんで見える部分のことだね。ここは狭くて、適度なふくらみがある方がいいといわれる。

4.腰 よく、「腰が甘いと坂に弱い」といわれるのはこの部分。腰に力が入らないと、直線でのあとひとふんばりがきかなくなるんだよね。

5.背 キ甲から腰までの間を背という。このラインはなだらかな方が距離に融通がきくことが多い。また、背の長さは短い方がいいといわれているね。

6.キ甲 よく「キ甲が抜けている」というが、これは先に挙げた背とのバランスのこと。2歳や3歳でも幼い馬は背のラインに傾斜があるが、成長してくるとなだらかになってくる。

以上、6つのポイントを挙げさせてもらった。パドックでこれらをチェックするには、正面からだけではなく、ぐるっと回ってくる、コーナーのあたりで見るといいんじゃないかな。

今回はごくシンプルなものだったけれど、少しはみなさんのお役に立てれば嬉しい。また機会を見つけて、他のポイントにも触れていきたいね。

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