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坂井千明・プロフィール

坂井千明
元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ケイバdeブレイク・BSフジなど)を始め新聞・雑誌で幅広く活躍中。また、乗馬学校、JRAイベントなどでの実地の騎乗指導にも力を入れている。

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坂井千明のコースの達人
元馬場委員長としてJRA全競馬場の改修に携わり培った知識が凝縮したコース本の決定版です。

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« 本番を見据えた一戦 | メイン | 気になる1頭 »

2008年3月10日

先週は土曜日のオーシャンSを隼人(吉田隼騎手)が勝って、日曜の弥生賞をマサミ(松岡騎手)が勝った。2人ともホントにいつも研究熱心に頑張っているから、結果が出て嬉しかったなァ。これからもさらに期待したいところだね。

弥生賞のマイネルチャールズは、2コーナーまで少し掛かり気味。でも、マサミはよほど馬の力に自信を持っていたのか、抑えるそぶりは全くなし。結果的にそれがいい方向に出て、馬の気を損ねることなく流れに乗れたと思う。ただチャールズは、マイナス4キロの体重だったとはいえ、少し細く見えた。それだけに今後はそれをどう立て直すかが、大きなポイントになってくるだろうね。ともあれ、これで中山2000mは3勝目。同じ舞台で行われる本番に向けて、さらに楽しみが広がる内容だった。

前残りの展開のなか、よく追い込んできたブラックシェルは2着。前走からマイナス6キロではあったんだけど、追い出してからの反応がイマイチで、まだ体が太く映った。もう少し絞れてくれば、この馬本来の切れが戻ってくると思うよ。でも、そんな状態なのにシッカリと権利を獲るあたり、やはり素質の高さを感じるね。

いつも自分の力を出して頑張るタケミカヅチは、今回もいい競馬ができていた。けど、この馬は追い込んでも届かないし、先行しても勝ちきれない。こういうタイプはこの先、厳しくなってくるかもしれない。フサイチアソートも、今回はいいところを見せられなかった。この馬の場合は距離だと思う。

このレースで驚きだったのは、5着のテラノファントム。デビュー2戦目であのような競馬ができるんだから、次はもっと変わってきそう。伸びしろはかなり大きいと思うし、今後もちょっと注目していきたい馬だね。


チューリップ賞は、トールポピーオディールが牽制し合う隙をついてエアパスカルが逃げ切った。オディールはあそこまで我慢させる必要はなかったかもしれないけど、馬込みで折り合うような、本番を見据えた乗り方をアンカツ(安藤勝騎手)はしたかったんだろう。結果は伴わなかったが、収穫としてはかなりあったんじゃないかな。

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