最終追い切りを坂路で行い、抜群の動きを見せていたキャプテントゥーレが皐月賞を制覇。マイナス18キロではあったけれども、みっちり稽古をこなしての馬体減だったから、それを感じさせないスッキリとした体に仕上がっていたね。
馬体重という数字に騙されそうなところだけど、同じように大幅な馬体減のフサイチアソート(マイナス16キロ)とはデキが全く違うように見えたから、僕の眼もまだ錆び付いちゃいないなと再確認できたよ(笑)。
レースの方はまずスタートで、川田がハナに行くようなゲートの出し方。そして思い切って先頭に立つと、向こう正面で上手くペースを落として、単騎で逃げられる絶好のカタチをつくった。中間の1000mは61秒4だったし、ホントにこれは最高の逃げだと思う。この前半の貯金に加えて具合の良さもあったから、最後まで乱れのないフォームで走り切ることができたんじゃないかな。とにかく今回は状態が際立っていたよ。
渋太く伸びて2着を確保したタケミカヅチは、ヨシトミ(柴田善臣騎手)が1枠を上手く利用した好騎乗。スタートからゴールまでずっと内側でジッとして、ロスなくコーナーを回っていたから、これだけの結果に繋がったんだと思う。また、前回のレースで木幡がテンから馬を怒らせるような乗り方をしていたのも、今回の反応と伸びの鋭さに繋がったように感じるね。
マイネルチャールズは3、4コーナーの勝負どころでゴーサインを出した時に、思ったほど手応えがなかったように見えた。折り合いもちゃんとついていたから、これは馬場の影響かもしれないね。ともあれ、ダービーを意識する競馬はできていたし、馬体もマイナス2キロとはいえ大きく見せていたから、皐月賞後の中間も順調に持って行ければ、次も期待できると思う。
もっとゆったり回れるコースがいいな、と感じたのはブラックシェル。跳びが大きい馬だから、ちょっと走りづらそうにしているのが気になった。それに追い出してからジリジリするところもあるから、長くいい脚を使える東京とか、阪神・京都の外回りの方が合っているかもしれないね。


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