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坂井千明・プロフィール

坂井千明
元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ウハウハ競馬・テレビ埼玉など)を始め新聞・雑誌で幅広く活躍中。また、乗馬学校、JRAイベントなどでの実地の騎乗指導にも力を入れている。

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坂井千明のコースの達人
元馬場委員長としてJRA全競馬場の改修に携わり培った知識が凝縮したコース本の決定版です。


ファイナルチーム
坂井千明・伊藤友康を筆頭とした最高の人材が、「真の関係者情報」を公開します。

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メイン

東京マイルというのは、他の競馬場のマイルコースと違って小細工が通用しづらい。というのは騎手がどれだけ上手く乗っても、スプリントや1400mを得意としている馬が東京マイルを乗り切るというのは難しいということ。

NHKマイルCの歴代の勝ち馬を見てもわかるように、1600m以上で結果を残していた馬がこのレースを制していることからもそれは明らか。直線にダラダラとした坂があって、登り切ったあとも残りが200m以上もある。これがスピードや素質だけでは乗り切れない東京のマイルの難しさであり、小細工が通用しづらい部分だと僕は思う。

そういう点でスプリングソングは、父サクラバクシンオーで血統的に少し不安が残る。3戦3勝と無敗でここまで来ているけど、体つきからも短いところの方が合いそうな感じを受けるからね。でも、追い切り自体はビッシリ追っていて良かったし、中1週で使えるというのは状態が良いからだと思う。この状態の良さでどこまで勝負できるかだね。

ファルコンSを豪快な追い込みで勝ったダノンゴーゴーも、好時計をマークして最後まで脚色が衰えず良い追い切りをしていた。ただ、この馬も1200mでしか実績がないのが気になる。直線の長い東京に替わってどれだけ持ち味を活かせるかがポイントになりそう。


レース展開を考えると、まずスタートでダンツキッスイが逃げるか、他の馬が行くかでだいぶ流れが変わってくる。ダンツが行けば当然ペースは平均より速めになって、後ろに待機する馬に有利な展開になる。他の馬がハナを切るようだと、スローに落ち着いて直線の瞬発力勝負になると思う。

今回のメンバーを見ると切れる脚を持つ馬と、ジリっぽい脚を使う馬がハッキリしている部分もあるから、ある程度展開を読んだり、最初に話した距離適性を考えて馬を絞り込んでいけば、予想もしやすくなるんじゃないかな。

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今日は昨日話した馬に加えて、木曜日に追い切りを行った馬についてお伝えしていこう。水曜日に追い切られた馬に比べて、木曜追いの馬はどの馬も良く見えた。

昔は若さがあったアドマイヤモナークもだいぶ精神面が大人になってきて、いい内容の追い切りをしていた。ゆったりと流すように6ハロンから入って、リラックスしながらも気合いが乗った走り。無駄な力を使わずにちゃんと折り合いがついていたのが良かったね。

アサクサキングスは先週強めにやって、今週は終いだけ追うという内容で順調さが窺える。準備万端といった感じ。動きもさらに力強さが出てきて「充実してるな」って感じたし、ひと叩きされたことで馬体もいい具合に締まってきている。


レースは恐らく、ホクトスルタンアドマイヤメインが逃げる展開で、アサクサキングスアドマイヤジュピタメイショウサムソンがその後ろに控えることになると思う。逃げ馬のどちらかが単騎で行ってスローペースに落とすことになれば、その馬が有利な流れになるだろうし、引きつけて逃げることになれば、直線のヨーイドンの競馬になるだろう。

とにかく距離が長いぶん仕掛けどころがポイントだし、騎手同士の駆け引きがより重要になってくる。特に今回の天皇賞はどの馬に乗る騎手もチャンスが十分にあると思っているだろうから、ミスをしないことが結果を出すための近道といえるかもしれない。

ユタカ(武豊騎手)、アンカツ(安藤勝騎手)、ノリ(横山典騎手)、シンジ(藤田騎手)、四位、岩田、ウチパク(内田博騎手)。どの騎手も上手いから、馬の走りだけではなく展開を読む力や判断など、騎手の乗り方を見てほしい。

まだレースまで2日あるけど、僕は今からとても楽しみにしているんだ。

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2008年4月25日

今週から東京・京都が開幕。今日は水曜日にお伝えできなかった、フローラSとアンタレスSに出走する各馬の追い切りについて話して行こうと思う。まずはオークストライアル・フローラSから。

このレースに出走する馬のなかで1番良く見えたのはカイゼリンだね。動きに非常に余裕があって、併せた相手を無理なく追走している調教内容は、とても具合が良さそうに映った。未勝利、500万と連勝しているだけのことはあるね。

レッドアゲートも状態が良さそう。寒い時期はカイ食いも細くて、この馬本来のデキには程遠いものだったけど、暖かくなって馬体に張りが出てきたし、調教内容もだんだん良くなってきている。体調面とかがだいぶ安定してきたんじゃないかな。

人気になりそうなシングライクバードも、最後までシッカリとした脚どりで良い仕上がり。この馬はフラワーCを3着で一瞬の脚はないけど、最後までジリジリとした伸び脚は、直線の長い東京で活きそうなものだった。距離が延びても問題のない走りをしている。

なんかみんな良いコメントになっちゃうけど、ユキチャンも良い動きをしていたね。この馬の渋太さは東京で活きそうな感じもする。だけど、あんまり強い調教をこなしてないのが心配。この稽古内容で当日、体重が減っていたら馬体の仕上がりが良くても、体調はあまり良くないのかもしれないから、気を付けた方がいいかもね。

あと今週は開幕週で馬場がいいから、内・外どこを通っても同じ。そういうことを考えると、距離のロスをなくそうとして内側のポジション争いが激化するだろうね。今年は各馬の能力差がない世代だから、そのなかでも内でジッとして我慢できる馬が、混戦状態のなかを抜け出してくると思うよ。

アンタレスSの方で良く見えたのはゲイルバニヤン。準オープンを勝ったばかりだけど、体全体を使った良い走りをしている。特に最後の手綱を持ち替えてからの反応が抜群。3連勝中と勢いもあるし、そのまま勝つことも考えられるよ。

条件や展開的なことを考えるとフィフティーワナーもいいんじゃないかな。斤量は前走より2キロ軽くなるし、有力どころに差し馬が多いことを考えると、展開的にも恵まれる感じがする。隼人(吉田隼騎手)が乗って勝った仁川Sはホントに強いと思ったし、本調子に戻った今なら良いレースをしてくれると思う。

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木曜の昼に降り出した雨が、今日も止むことなく降り続けている。今年の3歳世代はホントに実力が拮抗した混戦模様。だから、この雨による馬場状態が皐月賞の結果を左右することになりそうだね。あとは当日、レースの時刻までにどこまで回復するか。今日は出走各馬の道悪適性について話そうと思う。

まずはマイネルチャールズ。中山2000mで3つ勝っていることもあり恐らく人気になるのだろうけど、この馬は蹄が大きいからノメるような馬場は上手くないかもしれない。ただ弥生賞後に短期放牧に出て、馬体はフックラと回復しているし、体調も前走以上に良い。それに今回は得意としてる条件だから、そのあたりでどこまでやれるかだろう。

ブラックシェルは蹄に問題はないんだけど、前脚を投げ出すような跳びが大きい走り方。だから馬場が荒れてどうなるかだね。過去にホープフルSで稍重の経験はあるけど、それ以上に悪くなった馬場でのレースをしていない。もしかしたら滑る馬場に脚をとられてしまう可能性もある。

逆に「重馬場が上手そうだな」と思うのがキャプテントゥーレ。この馬の走り方は前脚をかき込むような走りで、馬場に関係なく自分の力を発揮できそうな感じがする。状態自体も坂路で最後までシッカリと脚を伸ばした絶好の動きをしていたし、他の馬が荒れた馬場に苦しむようならチャンスがあるんじゃないかな。

ショウナンアルバも重馬場で走りそうだね。この馬の場合は首が高い走りで、前脚を地面に叩きつける独特の走り。こういう走りをする馬は僕の経験上、道悪に強い馬が多いんだよね。大外枠に入ったことで、掛かってしまうことを懸念する人もいるかもしれないけど、逆にゴチャつかないでスムーズに流れに乗れる可能性もあるから、この枠の方がいい方向に出るんじゃないかとも思っているんだ。

その他で僕の目から見て重馬場に強そうなのは、スズジュピターフサイチアソートタケミカヅチサブジェクト。上記で挙げた馬よりは人気もないだろうから、狙ってみても面白いんじゃないかな。

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2008年4月11日

桜花賞に出走する馬の追い切りを見て「1番良い動き」と思ったのは、意外かもしれないんだけど、人気薄でフィリーズレビューを勝ったマイネレーツェルなんだ。全身バネのような走りで、体全体を使ったダイナミックなフォーム。体が小さい馬なんだけど、それを感じさせないくらい大きく見せていた。2週続けて強い稽古をするぐらい体調もいいし、メンバー的にも前でレースを進めたい馬も多いから、ひょっとしたらここでも一発があるかもしれないね。

ソーマジックも順調かつ良い動きを見せていた。後藤が「右肩上がりに良くなってきている」と言うだけのことはある。問題はこれまで強い相手と競馬をしたことがないということだけ。いろんなペースのレースを経験していて、そこで3連勝しているんだから能力はあると思うよ。

尾っぽを上げて独特の走りをするリトルアマポーラは、走ること以外に余分な力が入っていながら、調教であれだけの時計を出すんだから素質を感じる。もちろん今回もチャンスがあるんだけど、この先リラックスして走れるようになれば、もっと楽しみな馬だよね。前走は直線が長い東京だったから最後方からの競馬だったけど、今度は阪神だし違う競馬をすることも考えられる。

週ごとに状態が上向いているオディールは、先週も先々週も坂路で追い切り。前回はスタートが悪かったのをいい機会に、アンカツ(安藤勝騎手)が競馬を覚えさせるような乗り方をしていた。だから、この競馬が本番で活きてくる感じがする。前回はペースに関係なく抑える競馬をしたけど、今回はペースに合わせた乗り方をアンカツはすると思う。

2歳女王のトールポピーは併せる稽古で、ハミ噛んで走る気マンマンの動きだった。昔は併せた相手の前に出すと気を抜くところがあったけど、最近は抜け出してから少しフワッとする程度になったから、期待できるんじゃないかな。ジリジリと長くいい脚を使う馬だから、僕が乗るんであれば前めのポジションでレースを進めるだろう。

ポルトフィーノの調教は前半から速い時計を出していた。1頭で走ると伸び伸びとした素晴らしい走り方をする。けど、併せると燃えすぎるというか、力んで走ってしまうところがあるから、それをユタカ(武豊騎手)がどうコントロールするかに注目したい。

ブラックエンブレムは自由。というのは、展開的にどこからでも動ける馬だということ。前走は1800mだったから掛かり気味だったけど、今度はマイルだからちょうどいいペースになると思う。栗東に行ってから追い切りをやらないというのは、精神的にはいいのかもしれない。けど、肉体的には決してプラスとは言えないから、これがレースでどう出るかだね。

土曜日のニュージーランドTには、牡馬の2歳チャンピオン・ゴスホークケンが登場。先週は落ち着いていて「ゴスホークらしくない」って言ったけど、それに比べるとだいぶ覇気が出てきて、いい動きをするようになった。久々だから馬体もひと回り成長したと感じたし、太め感なく調整されていると感じたよ。

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東京の方では、桜がもう散り始めているというニュースを聞いたけど、美浦は今が満開の時期。最近はホントに暖かくなってきて、朝早く起きてトレセンに行くのも苦にならなくなってきたよ(笑)。現役時代は少し寒いくらいの方が馬に乗っていて気持ちよかったけど、乗らなくなった今はやっぱりこのくらいがちょうどイイね。

さて今週は大阪杯。昨年のGI3勝馬ダイワスカーレットと、春秋天皇賞馬メイショウサムソンが参戦する。

ダイワスカーレットは体のつくりがひと回り大きくなって、調教でもとても迫力のある走り。今年の始動戦に予定していたフェブラリーSは目の外傷で回避したけど、全く関係ないと言っていいだろうね。56キロという斤量は他馬に比べて有利だし、目の外傷といっても、ちょっと休んだだけで済んだわけだから、走りには特に影響しないと思う。

対するメイショウサムソンは、有馬記念の時に比べると「だいぶ立て直してきたな」という印象。首を上手く使って走っているし、追い出してからの反応も非常に良かった。有馬記念のパドックでは覇気がなくて、厩務員に引っ張られて歩いているような感じだったけど、今回はそんなところはない。もともとの体型がポテッとしているから見極めづらい馬なんだけど、ここまでの過程を見る限り大丈夫じゃないかな。

そして、今回の追い切りで一番良く見えたのがアサクサキングス。いつも僕はこの馬の走りっていうのが良く見えないんだけど、今回は終いまでシッカリと脚を伸ばしていたし、動き以上に時計も出ていた。菊花賞以来となるものの、前脚の伸ばし方やトモの入りもいい。2000mという距離は短いかもしれないけど、状態自体はとてもいいと感じた。

ドリームパスポートは体を持て余している感じで、どれくらい絞れてくるかがカギとなりそう。でも反応はいいから、マサミ(松岡騎手)がこれをどう活かすかがポイント。インティライミは得意の距離で持ち前の鋭い決め手を繰り出すことができれば面白い。あと、エイシンデピュティも力的には上位に食い込んでもおかしくない存在だから注意したいところだね。

関東のメイン・ダービー卿CTは、キングストレイルがいい動きを見せていた。マルカシェンクも状態はなかなかだし、器用さがあるから立ち回りに苦労しないだろう。オーシャンエイプスは決め手に関してはメンバー随一。隼人(吉田隼騎手)のリザーブカードも、内枠からスムーズにレースを運べれば、チャンスは十分にあると思う。

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毎年、春の中京開催最終週に行われる高松宮記念は、内側の馬場がボコボコで外枠の差し馬有利の傾向がある。だけど今年は、内側を通っても粘っているレースが目立っていて、馬場は雨が降らない限り内枠が有利だろうね。

そんななか1枠1番に入ったスズカフェニックス。前回の阪急杯は強気の競馬で、先行してレースを運ぶことができた。その競馬は今回の条件で活かせるし、斤量が59キロから57キロになるのも魅力。今回はユーイチ(福永騎手)に乗り替わりだけど、先行するのが得意な騎手だし、この内枠を最大限に活かす競馬ができると思う。調教の動きに関しても、手足をよく伸ばしたフットワークでトモに力が入っている良い走り。それだけ馬も前向きになっているということだから、状態に関しては「言うことなし」という感じ。

マイルCS以来となるスーパーホーネットもいい動きしていたね。終いまでシッカリと脚を伸ばしていて、久々を感じさせないものだった。ただ、この馬の場合はレース間隔があいているから、当日のパドックで歩様と馬体重をチェックした方がいいかもしれない。

スタートからハイラップで飛ばしたキンシャサノキセキの調教は、短距離を意識した内容で好感が持てた。マイルや1400mのペースだと掛かるところがあって、最近はパッとしない成績が続いているけど、折り合いをあまり考えずに走れる1200mはいい。中間に挫石があったとはいっても、陣営が出走すると判断したんだし、鉄橋蹄鉄をうって蹄を保護しているから力を発揮できる状態だと思う。でも雨が降った場合、鉄橋蹄鉄だと滑りやすくなるから注意したい。

連勝中のファイングレインは競馬に行って、粘り・渋太さがある馬。展開に助けが多少必要だけど、先行集団が息を入れられないような、ゴチャつく展開になれば面白い存在。

ローレルゲレイロはスピードに任せた競馬が合っている。そのぶん外枠は、今の馬場を考えれば割引だけど、具合は良さそうだし、外から内の馬を上手くかぶせることができれば、チャンスは十分にあると思う。

直前の追い切りで気配が良かったのは、スズカフェニックススーパーホーネットペールギュントプレミアムボックス。展開的に面白そうなのは、スズカフェニックスプレミアムボックスキンシャサノキセキあたりだね。

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2008年3月21日

水曜日のブログで、スプリングSに出走するショウナンアルバアポロドルチェアイティトップの話をしたから、今日はその続きを話そうと思う。

まずは、隼人が栗東まで感触を確かめに行ったドリームシグナル。この馬はもともとマイルがベストだと思うんだけど、素直な馬で掛かるところがないから、ジッとしていれば1ハロン延びても問題なさそう。状態に関しても、坂路で50秒台を出しているほど好調。コーナーが2つしかない1800mと違って、今回はコーナーが4つあって息も持つだろうから、いいところまで行けるんじゃないかな。

前回から変わってきたな、と感じたのはサダムイダテンだね。前走は輸送や雪の影響とかで、かなり神経をすり減らしていたんだと思う。今週の追い切りでは、筋肉に張りのあるいい馬体に仕上がっていたし、明らかに動きも良くなってきている。輸送を無事にクリアできれば、今回はいい勝負ができると思うよ。

アサクサダンディは、ここまで強い相手にいい競馬をしてきている。時計も持っているし、中間も順調に調整されて具合はいい。今の中山コースは見た目以上に荒れているから、この馬のように、いつも差のない競馬ができる馬には向いていると思う。

あと、アサクサと同じような理由で面白いと思うのが、スマイルジャックシンワラヴ。スマイルは「ここが良い」というのがない馬だけど、競馬自体にムラがないし安定している。シンワラヴも前走はダートとはいえ、勝負強い勝ち方が印象的。今回は相手が強いけど、それなりに走ってきそうな馬だよね。

前走、きさらぎ賞を勝ったレインボーペガサスは、少し乗り方が難しい馬。前走はペリエがスタートからガッチリ抑えて、ホントに上手く乗っていた。この経験をここでも活かせるかが大きなポイント。これを活かすことができれば、もちろん上位争いに加わってくる能力は持っているよ。

総括すると、調教で良かったのは、ショウナンアルバレインボーペガサスサダムイダテンドリームシグナルアサクサダンディシンワラヴスマイルジャックについては、先行したカタチで落ち着いて乗れる馬だから、展開・条件的に面白そうだね。

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2008年3月14日

先週のチューリップ賞に続き、今週も桜花賞のトライアル・フィリーズレビューが行われる。このレースには、本番にどう繋げるか注目したい馬が何頭か出走するね。

まずはスピード抜群のエイムアットビップ。ユーイチ(福永騎手)に話を聞いたわけではないから何とも言えないところだけど、前回の阪神JFで抑えて3着に入った内容が、ここでどう活かせるかをまず見たい。なぜなら前回の競馬は、自分から意図的に抑えたのか、他馬に押さえ込まれたことで、たまたま控えることができたのかが、とても重要なところだから。

この馬がちゃんと折り合うことができれば、スピードがさらに活きるだろうし、本番に向けての好材料にもなる。1400mで掛かるようじゃ、さらに相手が強くなるマイルの桜花賞では、全く競馬にはならないとも思うしね。

昇級戦となるミゼリコルデは、ダート戦を勝ち上がってきたとはいえ、前回の勝ちっぷりがとても良かった。まだダート馬だと決め付けるのは早いと思うし、ここで狙ってみても面白いんじゃないかな。

エーソングフォーは底力があって、安定感があるのも強味。これまでのレースでも、それなりの相手と戦ってきて結果を出しているんだから、なかなか力があると思うよ。ハナにこだわる必要もなく、いろいろな競馬ができそうなのは大きな武器だろう。この馬もここでどんな競馬をするのか、シッカリと見たい。

「稽古の動きがいいな」と思ったのはレジネッタ。しまい重点の内容で、追い出してからの反応もなかなか。連勝した時のいい状態を取り戻している。

あとはエイシンパンサーペプチドルビーかな。エイシンは前走ダートで勝ったけど、掛かるところがある馬だから1400mの流れは合いそう。ペプチドはスピードがあるし、まだ底を見せていない馬。あとは距離と実戦感覚だけだから、チャンスはあると思っている。


中山牝馬Sは、知り合いの助手が「状態がいい」と話しているニシノマナムスメと、水曜日に前走以上のデキだと感じたハロースピード。あとはやっぱりGI2着の実績が光るレインダンスだね。かなり堅い見解になってしまったけど(笑)、この3頭に注目しているよ。

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2008年3月 7日

今週は本番・皐月賞と同じ舞台、同じ距離で行われる弥生賞。今年の3歳牡馬路線は抜けた存在がいないから、ここでの戦いぶりはホントに注目だね。

開幕したばかりの中山なんだけど、ここまでのレースを見ていると、馬場は結構荒れている感じがする。でもこれは、持ち時計のないマイネルチャールズにとってはプラス。時計勝負になるのを避けられるのはもちろん、持ち前の根性が活かせそうだからね。仕上がりに関しても申し分ないくらいだから、ここも好勝負可能だと思う。あとは当日の気配次第。パドックは注意して見たいところ。

フサイチアソートは水曜日にも書いたとおり、馬体がひと回り大きくなった印象。血統的に父トワイニングで距離が微妙と言われているけど、レースを見る限りはそんな感じは受けない。母父のサンデーの影響が大きいんだろうね。まぁ、調教の動き自体は良かったから期待できるよ。

前走は体が太めでカリカリしていたブラックシェル。きさらぎ賞は出遅れて後方からの競馬で、流れもスローと展開が合わなかった。まだ見直すことができる。この馬の状態が良い時は落ち着いているから、これも当日のパドックや返し馬を参考にすれば、見極めることができるんじゃないかな。

共同通信杯は6着だったホッカイカンティも、まだまだこんなもんじゃないと思っている。あのレースは勝ちに行ってのものだし、馬の実力で負けたとは感じない。仕掛けのタイミングに気を付けて上手く立ち回ることができれば、今回もチャンスは十分にある。

あとはスズジュピターアインラクスタケミカヅチあたりじゃないかな。タケミカヅチはスタートの出が悪いところがあるけど、いつも自分の力を安定して発揮できている。この馬も乗り方次第では、いいところまで行ける力を持っていると思う。


今日は日曜の中京記念にハイアーゲームで挑むパク(田中博騎手)と作戦会議。レースのVTRを見ながらいろんな話をして、アイツもやる気十分だった。乗り方もどんどん上手くなってきているし、今回は大きなチャンスだからぜひ頑張ってほしい。

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今週の関東のメインは中山記念。早速、出走する各馬について話そう。

まずは前走、念願の重賞制覇を果たしたエアシェイディ。この馬はもう順調そのものだね。この前の勝ち方からも本格化したと思う。1800mという距離も合うし、今回は前に行く馬が多いから、展開的にもレースがしやすいだろうね。

陣営が「馬場が良いと全然違う」と話していたチョウサンは、併せ馬で意欲的な調教をしていた。多少、他力本願な部分はあるけど、開幕週の馬場は合うから、毎日王冠の時にみたいにジッとしていれば、持ち味を十分に発揮できるんじゃないかな。

リキッドノーツは前回(東京新聞杯)ハマったね。今回もテンが忙しい競馬になりそうなだけに、ゴチャついてくればチャンスはある。状態に関しては、前走と変わらず良いよ。

カンパニーは中山コースに合うかどうか、わからない部分はある。だけどその点は、中山を熟知しているノリ(横山典騎手)がカバーしてくると思うよ。コーナーリングにしろ、何にしろ上手いからね。決め打ちもできるタイプのジョッキーだから期待できる。

香港から帰ってきて最初のレースとなるコンゴウリキシオー。実力的には問題ないんだけど、行く馬が多いから、展開がどうなるかがポイント。ペース判断を誤らなければ、という感じかな。

どんな競馬でもできるマルカシェンクは、相手の出方をうかがって乗れる。これは大きな強味だよ。渋太いところもあるし、この馬の競馬、この馬に合う動き出し、それができるようなら、いい勝負ができるだろうね。

アサカディフィートは歳のわりに若い動きをする。奥手といえばそうなんだけど、歳をとると疲れが溜まりやすくなって、馬体や歩様に出やすい。だから、当日のパドックでチェックする必要がありそう。歳をとって疲れが溜まりやすくなったり、体の回復が遅れるというのは、人間と一緒。

関西のメインは阪急杯。

スズカフェニックスは前にも言ったかもしれないけど、1400mが一番合っていると思う。阪神コースのこの距離は毎回いい競馬ができているしね。少し距離が長いと思ったマイルCSの時も、折り合っていたし成長を見せている。ただ、57キロから59キロというのはマイナス。短距離のプラス2キロがどう響くかだね。

いつも楽な手応えで追い切られているキンシャサンキセキ。56キロは魅力、この馬も1400mは合っている。折り合いに関しては全く問題ないよ。

あとはローレルゲレイロローブデコルテフサイチリシャールあたりかな。ローブデコルテはオークスを勝ったことで2000m前後を使っていたけど、もともと僕は短距離馬だと思っている。ここでの復活もあるかもしれないね。

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今週末はいよいよ、今年最初のGI・フェブラリーS。初ダートを試みたダイワスカーレットの回避は残念だけど、それを感じさせないくらいのメンバーが揃ったから、見応えある1戦になるだろうね。

まずは注目のヴァーミリアン。これはもう、実力的に距離どうのこうのは関係ない。2000mの小回りなんかでも、ユタカ(武豊騎手)がなだめているくらいだから大丈夫だと思う。鉄砲も効くタイプだしね。ただ、水曜日の追い切りでの動きが、少し重そうだったのは気掛かりかな。そのあたりは当日の体重に気をつけたいところ。

フィールドルージュはノリ(横山典騎手)に合う感じの馬だね。JCダートは完璧に乗って2着で、実力的にヴァーミリアンには劣るけど、体調面など中間に問題はないし、順調にきている点は魅力。

ダイワスカーレットの回避で、ギリギリ出走が叶ったドラゴンファイヤー。この馬は直線でトボけるところがある馬。でも、追い出してから遊ばせない乗り方ができるアンカツ(安藤勝騎手)に替わったのは、かなり面白いと思う。

一瞬の切れならこの相手でも上位のメイショウトウコン。自分でレースを作れないぶん、そこそこの成績は挙げているけど、この相手には「自分でレースを作れない」という弱みが大きいんじゃないかな。
追い込み馬は東京コースで有利と思われがち。同じ追い込みでも「長くいい脚を使うタイプ」なら、その考えでいいんだけど、「一瞬の切れを活かすタイプ」は直線に入るとエンジンがかかってしまって、脚を溜められずに、その長所が殺されてしまうんだ。

去年1番人気だったブルーコンコルドは、最近はいい頃の勢いがないけど、1番距離の合うところに戻った。マイルなら見直してもいいだろうね。

ワイルドワンダーは、体重を戻すために中間は軽めの調整だったけど、動き自体は悪くない。前走、不良馬場でも追い込んで結果を出しているように、この馬は確実に力をつけてきている。掛かるところがある馬だけど、マイルの流れなら問題ないよ。

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2008年2月15日

2月14日はバレンタインデー。この日は僕の誕生日でもあったんだ。いつまでも気持ちは若いままでいるけど、今回で57歳。数字を聞くと年をとったな~って思うね(笑)。そんな昨日は、若手の騎手たちが僕のために誕生会を開いてくれたんだ。

「今日は競馬の話は抜きでいこう」と始まった会だったけど、結局は競馬の話になっちゃったね。でもそれは、みんな競馬のことを真剣に考えているからだし、それだけ情熱を持って取り組んでいる証拠だから、僕は本当に嬉しかった。これからも、この子たちのために頑張って教えていこうと、改めて思ったね。

さて、今週は東京でダイヤモンドS。

このメンバーなら、アドマイヤモナークが押し切る力を持っていると思う。でも、この馬は気の悪さがあって、掛かるところもある馬だから、3400mという距離では微妙なところ。アンカツ(安藤勝騎手)は道中、折り合いに専念して直線だけの競馬をさせると思うけど、レースを止めてしまう部分もあるから、絶対的な存在とまではいかないだろう。

前走で久々の勝利を挙げたコンラッドは、ここ最近いい稽古をしている。これも脚元に負担のかからないニューポリトラックのおかげ。前までは、そーっと調教していたのが、今ではバリバリ追い切りをこなしているからね。もともと能力のある馬だし、期待できるんじゃないかな。

ブラックアルタイルの追い切りは、ちょっと疲れが残っている感じだった。陣営も軽めのメニューで調整していたけど、この馬も掛かるところがあるから、ちょっと心配だね。

面白いと思うのは、展開的に恵まれそうなマンハッタンスカイと、距離が延びて良さそうなラムタラプリンス。これといって逃げる馬がいないから、マンハッタンは単騎で行って、渋太く粘れればチャンスがある。ラムタラプリンスの方は、条件馬で決め手に欠けるところがあるけど、51キロは有利な斤量だし、長くいい脚を使えるから面白いと思うよ。

京都では、きさらぎ賞。

注目のブラックシェルは調教も良くて、筋肉が付いてきている感じで力強い。前走で見せたあの脚は、この馬の成長を物語っていると思う。アンカツからの乗り替わりになるけど、ユタカ(武豊騎手)がまた違った面を引き出してくれるんじゃないかな。

あとは、前走の勝ちっぷりが良かったアルカザン。それと、有力馬が後ろからいく展開を考えると、他の馬は動くに動けないから、レッツゴーキリシマの粘り込みもありそう。また、ここまで一線級相手に好走を続けているスマイルジャックも、能力のある馬だから注意したい。馬場が悪いことを考えれば、レインボーペガサスも乗り方によっては面白いね。

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2008年2月 8日

今日のこの記事でついに200回目の更新。こうして色々と忙しいなかでも、このブログを続けることができたのは、毎回読んでくれている皆さんがいたからこそ。まだまだ伝えるのが下手だけど(笑)、これからも応援よろしくお願いします。

さて、今週は東京で共同通信杯が行われる。さまざまな路線から素質馬が揃った、クラシックへの試金石となるレースだ。

まずは脩(石橋脩騎手)が乗るホッカイカンティ。この馬は木曜日にポリトラックで追い切られて良い動きをしていた。馬場が悪くなったら、どういう走りになるかが大きなポイントだろうけど、脩は自信を持っていたし、体調はとても良さそう。期待できるね。

スマートファルコンも能力のある馬。前走は展開がハマったとはいえ、初芝であれだけの脚を使えるんだからいいものを持っている。芝でもダートでも走れる自在性があるから、多少展開が紛れても実力を発揮できると思う。

サブジェクトの前走は、ペリエが積極的な競馬で持ち味を出した好騎乗だった。今回も中団から前めの位置どりになるだろうけど、コーナーが4つあった前回のコースとは違い、コーナーが2つの東京1800mでどういう競馬をするのかに注目したい。

サダムイダテンは稽古駆けする馬らしく、元気いっぱいの豪快な追い切りをしていた。ちょっと話がそれるけど、この馬を管理している中村さん(中村均調教師)の馬を見る眼や、調教法はすごい。今でこそ良血馬の多いマイネル軍団だけど、昔のマイネルといったら地味な血統の馬も多かった。そんなマイネルの馬を中村さんは、朝日杯を勝ったマイネルマックスをはじめ、強めの調教で多く勝たせていたからね。

サダムイダテンにしても、父がフォーティナイナー、母の父がサクラユタカオーと、決して良血とはいえない馬。それを発掘して結果を残しているんだから、ホントにすごいなって関心するよ。

話を戻して、あとは順調にきているタケミカヅチノットアローン。タケミカヅチは発馬に難があるけど、ヨシトミ(柴田善騎手)はスタートが上手いからカバーできると思う。人気薄が予想されるなかでは、ショウナンアクロスがいい動きをしていたから面白いんじゃないかな。

シルクロードSは、中舘からユタカ(武豊騎手)に戻るアストンマーチャンに注目している。この馬は手綱を放しただけで走っちゃうくらい前向き。それをユタカがどう操るか。たぶん本番(高松宮記念)に向けて、教えるレースをするような気がするね。

マサミ(松岡騎手)のアイルラヴァゲインも、今の馬場が荒れた京都は合っていると思うよ。

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2008年2月 1日

今週から東京開催。自宅からは中山より東京の方が遠いけど、僕は美浦トレセンができる前、東京競馬場所属だったから、故郷に帰ってくるような懐かしい気分になれてイイね。

今週はフェブラリーSの前哨戦・根岸S。マイネルスケルツィについては、マサミ(松岡騎手)が「重いかも」と言っていたけど、この時期に太くなるの当然。太くなったということは不安材料ではなくて、それだけ体調が良くなってきたということ。前走の内容を見てもダート適性は高いから、ここも引き続き注目したい。

トウショウギアは隼人(吉田隼騎手)に乗り替わり。隼人は前走で手綱をとったカツハル(田中勝騎手)ほどの技術はないけど、折り合いに専念できれば、いい味が出せると思う。特に最初の100mでどれだけ馬を怒らせないかがポイント。でも、この馬は東京コースが得意だから、そんな心配も関係なしにこなしてくれそうな気もする。

あとは、ここまで順調に来ているワイルドワンダー。去年は重賞2勝と本格化して今回も状態はいい。ただ、当日は雨の予報もあるから、しまいを活かすタイプのこの馬にとっては、マイナス材料かもしれない。

その他では、高齢馬ながら地方で活躍しているリミットレスビッドメイショウバトラー。それと、東京は直線が長いぶん、スローペースになる傾向があるからタイセイアトムにもチャンスがあるだろうね。神無月Sで強い勝ち方をしたアドマイヤスバルも注意しておきたい。

東京新聞杯はカンパニーエイシンデピュティ。エイシンは岩田に乗り替わってから、いい競馬をしているし、東京コースも合っている。

雨が降ることを考えれば、マイケルバローズタマモサポートあたりも面白い。ハイアーゲームのマイル挑戦もプラスじゃないかな。

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2008年1月25日

今週は中山2200mで行われるAJCC。このコースは中山外回りならではのおむすび型のコースで、1コーナーを回ったところから2コーナーまでは比較的ペースはゆっくり。そして1200mのスタート地点から、スピードに乗って一気に速い流れに変わるコースなんだ。まぁ、騎手たちにとっては、折り合いに気を付けなければならない特異なコースといえるだろうね。

稲葉厩舎に転厩してきたドリームパスポートは、水曜日にも書かせてもらったけど、美浦に来て大きく変わった。栗東にいたころの首を上に伸ばすような走法から、沈み込むように首を前に出す走りになったんだよね。これはポリトラックで追い切っていることも要因の1つに挙げられるが、気分良く走っている姿はとても印象的だった。

エアシェイディは、いつもあと1歩が足りない馬。だけど、道中うまく脚を溜めていければ、やはり切れる末脚を繰り出すことができる。あっ、そうそう、この馬のパドックを見ていて思ったのは、モサッとしている時の方が走るということ。逆に走る気がマンマンで汗ばんでいる時は走らないんだよね。これはパドックで皆さんも確認してみてほしい。

ある程度自分の競馬ができないと厳しいかもしれないけど、シルクネクサスも能力のある馬。2本目の追い切りでバタバタになってしまっただけに、これがどうレースに出るかわからないが、注目したいところだね。

あとはメイショウレガーロ。短気な馬だから気分次第の部分があるけど、気持ちよく逃げられれば面白い。それとメテオバーストブラックアルタイルも、鞍上が馬の力を十分に発揮させることができれば、上位に食い込む力のある馬だよね。ただ、ブラックアルタイルは脚を投げ出すような走りをする馬だから、道悪になると厳しいかもしれない。

関西の平安Sは、ここが適距離のドラゴンファイヤーに注目している。一瞬の脚がいいから東京よりも小回りとなる京都は好条件。やっぱりJCダートの2100mは長かったと思うからね。

その他ではロングプライドメイショウトウコン。前で争うような展開になって、先行馬がなだれ込むようなカタチになれば、ドンクールとかボンネビルレコードにもチャンスはあるだろうね。

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2008年1月18日

今週は中山で皐月賞と同条件の京成杯が行われる。

前走、ホープフルSで強い勝ち方をしたマイネルチャールズは、中間もホントに順調。これにはマサミ(松岡騎手)もかなり強気だった。何と言っても、2000mを使って勝っているのは大きな強味だね。競ってからも渋太く、勝負根性もあるから、早めに抜け出して粘るという“勝ちに行く競馬”ができるんだ。

でも、切れるタイプの馬ではないから、外からシュッと行かれると厳しい。チャールズを負かすなら、ワンテンポ仕掛けを遅らせて、馬体を併せずに交わすのが理想だと思う。それができそうなのが、アイティトップリトルアマポーラかな。

アイティトップは前走、出遅れて最後方からの競馬。多少揉まれるところがあったんだけど、それでもスローペースの前残りの展開の中、追い込んで勝ったんだから強い。こういうのは馬に能力がないとできないレースだし、初戦、2走目と違う競馬をして勝っているから、騎手としては乗りやすい馬だと思うね。丹内にはぜひ頑張ってもらいたいよ。

リトルアマポーラも切れる脚を持っていて怖い存在。初めての輸送と距離がどう出るかがポイントだけど、速い流れになってジッとしていれば、ハマるかもしれない。展開次第のところもあるけど。

あとは、水曜日のブログでも書いたステルスソニック。この馬は前と後ろのバランスが悪くて、見た目はそんなに走りそうな印象はないんだけど、気持ちがシッカリとしているから結果を出している。その他だと、渋太い末脚のドットコム、体重以上に大きく見せるゴールドストレイン、展開的に優位に立てそうなマイネルファルケも注意したいね。

西の日経新春杯は、アルゼンチン共和国杯で一誠(村田騎手)が上手く乗ったアドマイヤジュピタ。僕は人気ほどこの馬が強いとは思っていないから、ダークメッセージトウカイエリートオースミグラスワンもオススメだね。

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2008年1月11日

世間は年が明けると仕事なども落ち着いてくるのかな。僕は昨年の末からここまでずっと大忙し。いろんなところへ顔を出したり、仕事をしたりと休むヒマもなく動き回っている。まぁ、こういう忙しさはジッとしてられない自分に合っているから、あまり悪い気はしないんだけどね(笑)。

今週は中山でガーネットS。ハンデは59キロから51キロと上下差が8キロもあったり、地方馬が参戦したりと多彩な顔ぶれとなった。

上位人気に支持されるであろうプリサイスマシーンは、前走から中1週とハードなローテーション。疲れが心配されるけど、以前にもこのブログで話したように、この馬は脚さばきが堅いから、逆に使い込んだ方が持ち味が出てくるんじゃないかと思うんだよね。前走の2着は、地方の深いダートで59キロを背負ってのものだから価値あるもの。1400mよりも1200mの方が合っていると感じるし、いい勝負ができるんじゃないかな。

トウショウギアは順調な仕上がりを見せている。右回りに不安があるといわれているけど、最初のコーナーまでケンカせずに折り合うことができれば、チャンスはあるだろうね。前走は負けたとはいえ、この馬のレースができていたから。

昨年の覇者スリーアベニューは休み明けの前走を4着と、改めて力のあるところを見せた。叩き2戦目を続けて使えるというのは順調な証拠だし、ハンデも重くないから勝っても不思議ではない存在だ。

あとは、前走の勝ちっぷりが良かったトーセンザオー、持ち時計が速くて湿った馬場でも走りそうなタイセイアトム、初ダートで変わり身が期待できるマイネルアルビオンあたりも気をつけたいところ。

シンザン記念はマヤノベンケイドリームシグナルに注目している。特にマヤノは芝・ダート問わず走っているように、いろいろな融通が利きそうだから、どんなレースにも対応してくれるんじゃないかな。

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今年もこのブログを通して、競馬の魅力や奥深さなどを皆さんに伝えられるように頑張るので、よろしくおねがいします。

昨日からトレセンに行って、調教を見たり、関係者に挨拶をしたりとトレセン内を動き回ってきた。マサミ(松岡騎手)や隼人(吉田隼騎手)も新年の挨拶に来てくれて「これからまた1年が始まるんだ」って実感したよ。

本人たちはどう思っているかわからないけど、マサミや隼人は重賞でも勝負になる馬に乗れるようになってきたし、周りからの信頼も徐々に築けてきている。パク(田中博騎手)や津村なんかも、だんだん上手くなってきてるから、みんなこれからも頑張ってほしい。

さて、今週は中山金杯。関東の陣営は冬場にあまり激しい稽古をしないから、状態の見極めが難しいんだよね。だから稽古の動きを見るというよりは、引き上げて来たときの息の入り、気配、馬体のつくり、ゆったりとした歩様かどうかを重点的に見るようにしているんだ。

そんな中で良いと思ったのが、エアシェイディサイレントプライド。ともに順調にきているし雰囲気がとても良いと感じた。実際に前走の内容も良いものだったし、これは今回も期待できると思ったね。あと関西からはアドマイヤフジ。それにシルクネクサスアサカデフィートも良いと感じた。

穴っぽいところでは、荒れている馬場を考慮してグラス