完璧、絶対、100%などなど、これらの言葉はあまり好きではない。自ら限界を作っているようなものだから。 余談だが、マリナーズのイチロー選手も決してこういった言葉を使わない。だが、あえて今回の石橋メイショウサムソン号にはこの言葉を伝えたい…完璧であった、と!
あの『衝撃』優駿から一年。楽に越えられる伝説ではないが、あらたなる『衝撃』が府中の舞台には存在するはず。頂上決戦!第72回東京優駿・日本ダービー、それである。皆さんもそうであったと思うが、僕にとっても先週はまさにダービーウィークであった! 結果的に手前味噌な言い方だが、戦国ダービーに迷えるお客さんや友だちには、
「軸には石橋でいってください。」
と、話の度にいっていた。
「あとは少しの運があれば当たりますよ。」
とも。出走馬の半数もテン乗りなんてG1は、それだけでも困難であるからだ。
そして、当日午後3時40分。 ジムでスッキリと汗を流して気分良くテレビに釘付けになる僕。 ゲートが開きスタート! もうレース回顧は必要ないだろう。
スタートからメイショウサムソンを追っていた僕はゴールの瞬間鳥肌がたった。ありきたりな言い方だが、まさに体中の毛穴が開く感覚、歓喜とはこれか!? と、感じた。
スタートした瞬間から位置どり、手応え、抜け出すタイミング、そしてゴール。僕は美しいと思った! 石橋とメイショウサムソン号、その姿はまさに人馬一体、その言葉が相応しい本当に美しい姿であった。皆さんも録画されていたらぜひとも観直してほしい。 競馬に携わる人間の1人として、たくさんのレースを観る僕としても、年に何度もないそんな姿であったと思う。
2冠達成おめでとう!
瀬戸口厩舎もラストクラシックにて3冠馬の予感!? この人馬であれば可能性は十分にあると思う。 僕にとっては素晴らしいダービーであった。 皆さんの思いは叶ったであろうか?
また余談であるが、お客さんや友人と話てる上で「馬券ブレイク6月号」を見せる機会が多くあった。 1000人の方達がダービー予想として3頭をピックアップするというものがあった。 そこで僕は、メイショウサムソン、ドリームパスポート、アドマイヤメインの3頭を選んでいた。 それをメモしていたのか、レース後携帯が鳴りっぱなしであった。 嬉しい悲鳴だったが、途中からは携帯をきってしまった。 この場をかりて、連絡してくれた方達ごめんなさい! そして、おめでとうございます!! 長くなったが、そんな皆さんの嬉しい反応は僕のやる気をさらに上げてもらえると感じた。 連続G1ラストウィーク、安田記念! ここも期待に応えるべく頑張りたいと思う。


