文字通り、芝1600mの王座決定戦であるマイルチャンピオンシップが、先週のエリザベス女王杯に続いて京都競馬場で開催される。
有力馬筆頭はなんといってもダイワメジャー。秋の天皇賞では積極策から抜け出し、スウィフトカレントの追撃を振り切って優勝した。着差は半馬身差だったが、この馬の力強さが際立ったレースだったと言えるだろう。そのほかでは、武豊が騎乗することとなったダンスインザムード、スワンSを制したプリサイスマシーン、さらには3歳馬のマルカシェンクあたりも人気になるだろう。さらにはイギリスのコートマスターピースも参戦し、彩り豊かなメンバーとなった。
この特集では、人気になるであろう馬たちの分析はもちろん、高配当を演出する穴馬も徹底探索! 的中へのヒントをぜひ見つけていただきたい。
結果
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム・着差 | 人気 | 指数X印 | やなぎ印 |
| 1 | 10 | ダイワメジャー | 安藤勝 | 2.11.4 | 1 | ○ | ◎ |
| 2 | 7 | ダンスインザムード | 武豊 | クビ | 3 | ★ | △ |
| 3 | 16 | シンボリグラン | 柴山 | 1 1/4 | 8 | ☆ | |
| 4 | 11 | マイネルスケルツィ | 柴田善 | 1 1/4 | 16 | ||
| 5 | 14 | キンシャサノキセキ | 秋山 | クビ | 5 | ◎ | △ |
| 単勝 | 10 | 230円 | 枠連 | 4-5 | 440円 |
| 複勝 | 10 | 120円 | ワイド | 7-10 | 280円 |
| 7 | 180円 | 10-16 | 1,000円 | ||
| 16 | 500円 | 7-16 | 2,630円 | ||
| 馬連 | 7-10 | 650円 | 3連複 | 7-10-16 | 5,440円 |
| 馬単 | 10-7 | 940円 | 3連単 | 10-7-16 | 15,350円 |
枠順
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 | 前走 |
| 1 | コートマスターピース | 牡6 | デットーリ | 英・ダンロップ | QエリザベスII世S - 2着 |
| 2 | スーパーホーネット | 牡3 | 幸 | 栗・矢作 | カシオペアS - 1着 |
| 3 | ブリサイスマシーン | 牡7 | 松岡 | 美・萩原 | スワンS - 1着 |
| 4 | ロジック | 牡3 | ルメール | 栗・橋口 | カシオペアS - 8着 |
| 5 | テレグノシス | 牡7 | 蛯名 | 美・杉浦 | 富士S - 4着 |
| 6 | カンファーベスト | 牡7 | 江田照 | 美・佐藤吉 | 富士S - 5着 |
| 7 | ダンスインザムード | 牝5 | 武豊 | 美・藤沢和 | 天皇賞(秋) - 6着 |
| 8 | ハットトリック | 牡5 | 岩田康 | 栗・角居 | 天皇賞(秋) - 8着 |
| 9 | ステキシンスケクン | 牡3 | 小牧太 | 栗・森 | スワンS - 4着 |
| 10 | ダイワメジャー | 牡5 | 安藤勝 | 美・上原 | 天皇賞(秋) - 1着 |
| 11 | マイネルスケルツィ | 牡3 | 柴田善 | 美・稲葉 | 富士S - 13着 |
| 12 | ニューベリー | 牡8 | 四位 | 栗・音無 | 富士S - 4着 |
| 13 | キネティクス | 牡7 | 池添 | 栗・新川 | 富士S - 1着 |
| 14 | キンシャサノキセキ | 牡3 | 秋山 | 美・堀 | 桂川S - 1着 |
| 15 | マルカシェンク | 牡3 | 福永 | 栗・瀬戸口 | 菊花賞 - 7着 |
| 16 | シンボリグラン | 牡4 | 柴山 | 栗・畠山吉 | スワンS - 2着 |
| 17 | アグネスラズベリ | 牝5 | 角田 | 栗・西浦 | スワンS - 3着 |
| 18 | デアリングハート | 牝4 | 藤田 | 栗・藤原英 | 府中牝馬S - 1着 |
ダイワメジャーを超えろ! 「指数X」で導き出した2頭の穴馬
| ■注目馬の指数 | ||
| ダイワメジャー | ||
| 天皇賞(秋) | 1着 | 821 |
| キンシャサノキセキ | ||
| 桂川S | 1着 | 845 |
| キネティクス | ||
| 富士S | 1着 | 834 |
「指数X」によるマイルCS出走予定馬の分析は、ダイワメジャーの天皇賞(秋)1着時の指数821を基準とし、近3走でこの821という値を超えている2頭をご紹介しよう。
まずは、準オープンの桂川Sで845というGI級の指数を出したキンシャサノキセキ。出遅れ気味のスタートながらアッサリと先行集団にとりつき、最後は2着馬に3馬身の差をつけた前走の内容は圧巻だった。1.19.4というタイムも素晴らしく、845という指数も頷ける評価だ。中1週のGI挑戦となるが、底知れぬ魅力は感じる。
もう1頭は、富士S勝利時の指数が834だったキネティクス。7歳となった同馬だが、この富士Sでは16番人気ながら、先行策から力強く抜け出し後続をおさえるという横綱相撲で快勝している。さらにタイムが優秀だったために高い指数となったわけだが、京都芝1600も得意の条件であるため、今回は印をつけるべき1頭であることは間違いないだろう。
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「やなぎ」着差数値では完全2強ムード
| ■着差数値上位馬 | |
| 馬名 | 着差数値 |
| ダンスインザムード | 1.0 |
| ダイワメジャー | 1.3 |
| デアリングハート | 3.7 |
| カンファーベスト | 4.0 |
| キンシャサノキセキ | 4.0 |
| アグネスラズベリ | 4.3 |
| プリサイスマシーン | 4.5 |
| ※回避予定馬は表から外しました。 | |
「やなぎ」本人開発の着差数値を使い分析したマイルCSは、完全な2強体制であることがわかった。
その2強はダンスインザムードとダイワメジャー。前者は数値1.0で1位、後者は数値1.3で2位の評価となっている。牡牝混合戦はもちろん海外のレースでも好走するダンスインザムードと、伝統の盾を制したダイワメジャーが、現状や今までの実績からいっても、抜けていることは間違いないだろう。
この2強に続くのは、牝馬重賞を連勝中のデアリングハートで、数値は3.7。どこまで前述した2頭に迫れるだろうか。
4番手には穴っぽい2頭、キンシャサキセキとカンファーベストが並んでいる。準オープンを勝ってきた3歳馬と安定した走りを続ける7歳馬という2頭だが、万馬券を演出する可能性は十分。とくに南半球生まれのキンシャサノキセキは、これからの成長が望めそうな馬だけに、今回だけでなく次につながるレースを見せて欲しいものだ。
以上のように「2強vsそれ以外の馬」となっている着差数値の評価だが、「やなぎ」本人はどういった買い目でマイルCSに挑むのか、注目したい。
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古馬や3歳馬に加え外国馬も襲来 有力馬紹介
■ダイワメジャー
一昨年の皐月賞以来のGI制覇を成し遂げたダイワメジャーが、昨年は惜しい2着だったこのレースに再挑戦する。天皇賞より劣るメンバー構成となっているだけに、必勝を期したいところだ。
■ダンスインザムード
期待された天皇賞(秋)では6着だったダンスインザムードが巻き返しを狙っている。今年4月のマイラーズカップ以来となる武豊が騎乗予定だ。
■プリサイスマシーン
前哨戦であるスワンSを14番人気で快勝したプリサイスマシーン。関東の若武者、松岡正海騎手の手綱さばきにも注目したい。
■マルカシェンク
菊花賞は7着に敗れたマルカシェンクがマイルCSでの新境地開拓に挑む。毎日王冠の内容からいって、古馬相手でも十分勝負になることは間違いない。
■コートマスターピース
英国の実力馬コートマスターピースがマイルCSに参戦してくる。今後は日本で種牡馬入りするという噂があり、ここは馬産地に向けての絶好のアピールの舞台となった。
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