2歳チャンピオンを決める朝日杯フューチュリティSが12月11日(日)中山競馬場で開催される。
最も有力とされるのは京王杯2歳Sを制したアポロドルチェ、デイリー杯2歳Sを制したキャプテントゥーレの重賞馬だろう。ダリア賞を勝ち東スポ杯2歳Sでも2着に好走したスズジュピターや札幌2歳S2着のサブジェクトあたりも人気を集めそうだ。その他にも阪神JFを制したトールポピーを黄菊賞で破ったヤマニンキングリーやクローバー賞勝ちのウイントリガー、同じ舞台の芙蓉Sを勝った紅一点のフォーチュンワードなども参戦。はたして、今年の2歳チャンピオンとなるのは一体どの馬なのか。
また、抽選を突破した1勝馬がワンツーを決めた阪神JFと同様、オーロマイスターやゴスホークケン、ノットアローンなど抽選待ちとなる1勝馬にも勝ち負けが狙える素質馬がいる。
抽選をくぐり抜けて参戦してくる強運な馬は…。
(「やなぎ」については、2歳戦の着差数値が算出できないため、今回は休載となります。)
結果
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム・着差 | 人気 | 指数X印 | マサル印 |
| 1 | 1 | ゴスホークケン | 勝浦 | 1.33.5 | 3 | △ | △ |
| 2 | 3 | レッツゴーキリシマ | 幸 | 2 1/2 | 10 | ★ | |
| 3 | 7 | キャプテントゥーレ | 川田 | クビ | 4 | △ | |
| 4 | 4 | ドリームシグナル | ルメール | 1 1/2 | 8 | ☆ | △ |
| 5 | 9 | スズジュピター | 柴田善 | 3 1/2 | 1 | ○ | ◎ |
| 単勝 | 1 | 620円 | 枠連 | 1-2 | 2,530円 |
| 複勝 | 1 | 260円 | ワイド | 1-3 | 2,590円 |
| 3 | 730円 | 1-7 | 1,220円 | ||
| 7 | 330円 | 3-7 | 3,250円 | ||
| 馬連 | 1-3 | 8,290円 | 3連複 | 1-3-7 | 23,810円 |
| 馬単 | 1-3 | 13,340円 | 3連単 | 1-3-7 | 139,620円 |
枠順
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 厩舎 | 前走 |
| 1 | ゴスホークケン | 牡2 | 勝浦 | 美・斎藤誠 | 東京スポーツ杯2歳S - 4着 |
| 2 | セレスハント | 牡2 | 蛯名 | 栗・松永幹 | 2歳500万下 - 1着 |
| 3 | レッツゴーキリシマ | 牡2 | 幸 | 栗・梅田康 | 京王杯2歳S - 3着 |
| 4 | ドリームシグナル | 牡2 | ルメール | 栗・西園 | 京王杯2歳S - 2着 |
| 5 | ギンゲイ | 牡2 | 北村宏 | 美・岩戸 | 2歳500万下 - 1着 |
| 6 | ウイントリガー | 牡2 | 四位 | 栗・山内 | デイリー杯2歳S - 3着 |
| 7 | キャプテントゥーレ | 牡2 | 川田 | 栗・森 | デイリー杯2歳S - 1着 |
| 8 | フォーチュンワード | 牝2 | 松岡 | 美・古賀慎 | 京王杯2歳S - 4着 |
| 9 | スズジュピター | 牡2 | 柴田善 | 美・高橋裕 | 東京スポーツ杯2歳S - 2着 |
| 10 | エーシンフォワード | 牡2 | 福永 | 栗・西園 | 2歳500万下 - 1着 |
| 11 | ヤマニンキングリー | 牡2 | 武豊 | 栗・河内 | 黄菊賞 - 1着 |
| 12 | ミリオンウェーブ | 牡2 | 小牧太 | 栗・宮本 | 京王杯2歳S - 8着 |
| 13 | スマートギャング | 牡2 | 岩田康 | 美・畠山吉 | 福島2歳S - 1着 |
| 14 | アポロドルチェ | 牡2 | 後藤 | 美・堀井 | 京王杯2歳S - 1着 |
| 15 | ドリームガードナー | 牡2 | 吉田隼 | 栗・中村 | ベゴニア賞 - 1着 |
| 16 | サブジェクト | 牡2 | 安藤勝 | 栗・池江朗 | 萩S - 4着 |
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| ■前走値ランキング | ||
| 1 | アポロドルチェ | 734 |
| 2 | レッツゴーキリシマ | 716 |
| 3 | ドリームシグナル | 716 |
| 4 | スズジュピター | 709 |
| 5 | ヤマニンキングリー | 700 |
| 6 | フォーチュンワード | 699 |
| 7 | サブジェクト | 697 |
| ※抽選で出走可否が決定する10頭はランキングから除外しています。 | ||
朝日杯の指数X分析も、阪神JFと同じく、前走値でその馬の能力を査定してみることにした。
右表がその前走値をランキング化したものだが、目を引くのはアポロドルチェの734という抜けた指数だ。2位以下とこれだけの差があれば、逆転されることはないだろう。
アポロドルチェ以外では、京王杯からレッツゴーキリシマ、ドリームシグナル、フォーチュンワードの3頭がランクイン。勝負付けが済んでいると見なされているのか、この3頭は人気薄になりそうだが、指数を見る限り、スズジュピターやヤマニンキングリー、サブジェクトといった人気馬とは十分に戦えるレベルにある。手広く押さえて高配当を狙いたいところだ。
なお、デイリー杯勝ちのキャプテントゥーレは、そのレースの指数が666と低調である。今回のレースでの好走は厳しいと思われる。
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「元騎手マサル」大舞台で穴を開けるのは「いい負けかた」をする騎手
| ■2歳戦注目騎手と騎乗予定馬 | ||
| 騎手名 | 騎乗予定馬 | |
| 安藤勝巳 | サブジェクト | |
| 後藤浩輝 | アポロドルチェ | |
| 柴田善臣 | スズジュピター | |
| 福永祐一 | エーシンフォワード | |
| 四位洋文 | ウイントリガー | |
| 北村宏司 | ギンゲイ | |
| 勝浦正樹 | ゴスホークケン | |
今回の朝日杯FSは、馬券ブレイク12月号に掲載されている「元騎手マサル」の2歳戦注目騎手をピックアップしてみた(右表)。
「大舞台で穴を開けるのはいい負け方をする騎手です」と「元騎手マサル」は言う。今回ピックアップした中でそれに当てはまるのが安藤騎手だ。騎乗するサブジェクトはここ2戦は負けてしまっているが、安藤騎手は馬にレースを教える技術が高くじっくりと育てながら馬を自分色に染め、自信満々に騎乗してくる。今回はとても怖い存在だ。特に最近は乗り馬を厳選しているので、デビュー戦から騎乗しているサブジェクトとのコンビは要注意だろう。
もう1人、後藤騎手が当てはまるが、後藤騎手の強気な競馬は重賞クラスだといい標的にされてしまうことが多い。今回騎乗のアポロドルチェは本命候補だが、デビュー前から朝日杯を目標に競馬を教えてきた後藤騎手が本番でどんな騎乗を見せるだろうか。
その他では、安定感抜群の騎乗スタイルで難しい2歳馬を巧みに乗りこなす柴田善騎手、2歳戦の成績が抜群にいい福永騎手、ズバ抜けた騎乗技術を誇る四位騎手、繊細なタッチと穏やかな性格が2歳馬向きの北村宏騎手、前ぶれもなく脚質転換を計りそれがやたらとハマる勝浦騎手あたりに警戒が必要だ。
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2歳王者となるのは 有力馬紹介
■アポロドルチェ
荒削りながらも能力の高さを感じさせる外国産馬のアポロドルチェ。前走の京王杯2歳Sでも出遅れ、さらには大外をぶん回しながらも直線突き抜ける強い競馬を見せた。陣営は来年のクラシックを考えるより、まずはこのレースと意気込んでいる。
■キャプテントゥーレ
良血馬ながら初戦の新馬戦、さらに3戦目の野路菊Sで黒星がつくなど、順調とはいえない道程を辿ってきたキャプテントゥーレだが、前走のデイリー杯では好位から抜け出しての圧勝。来年のクラシックを意識させるような競馬を、このレースでも見せて欲しい。
■スズジュピター
前走の東京スポーツ杯2歳Sでは、フサイチアソートのインコースからの強襲に屈したものの、好内容での2着は十分評価できるもの。クラシック適正の高い血統背景を持つスズジュピターが、まずは2歳チャンピオンの称号を狙う。
■サブジェクト
1番人気で望んだ萩Sでは、出遅れの影響もあったか伸びきれず、4着と敗れてしまったサブジェクトがGIの舞台で巻き返しを計る。新馬戦での豪脚、札幌2歳Sで2着という実績に加え、安藤勝己が鞍上とくれば、見限ることのできない1頭だ。
■ヤマニンキングリー
前走の黄菊賞で負かしたトールポピーが先週の阪神JFを制覇。俄然その評価が高まってきたヤマニンキングリーは、武豊を鞍上に迎えて朝日杯に挑む。優秀な母系の血が、ここで開花するか注目したい。
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